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「環境カオリスタ検定」

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MOTTAINAIピックアップ:マータイさんが気候変動サミットで演説/「環境カオリスタ検定」に登場
MOTTAINAIキャンペーン名誉会長のワンガリ・マータイさんが9月22日、米ニューヨークの国連本部で開かれた気候変動サミット開会式で演説し、世界の首脳を前にMOTTAINAI精神の重要性を強調した。

マータイさんは鳩山由紀夫首相やオバマ米大統領など各国首脳8人に続き、市民社会の代表4人のうちの1人として壇上に上がった。

マータイさんは「カリフォルニアの異常な山火事やバングラディシュでの破壊的な洪水、極地の氷の融解など気候変動による悪影響がすでに各地で現れています。ケニアでも1000万人が飢えに苦しんでいます。これは、何十年にもわたり、環境問題を軽視し、あるいは管理方法を誤ったためであり、その結果、世界のコミュニティを脆弱(ぜいじゃく)なものにしてしまいました」と説明。

さらに、コンゴの熱帯雨林の親善大使を務めてアフリカの森林をつぶさに見ている経験から「森林の破壊や劣化を食い止めることは(地球環境という)パズルに不可欠な1つのピースを守ることです。私たちはものを大切にする心、日本語の『もったいない』で知られる精神により、ごみを減らすこと、ものを再利用すること、さらにリサイクルすることでこのことを実現できるのではないでしょうか」と訴えた。

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社団法人「日本アロマ環境協会」(東京都中央区、高橋彰理事長)が10月から開始する「環境カオリスタ検定」に、ワンガリ・マータイさんが登場する問題が盛り込まれている。

環境カオリスタ検定は、植物とその香りに親しみ、自然と環境を大切にする人を認定する検定。「カオリスタ」とは、日本語の「香り」とイタリア語の「人」を組み合わせた造語だ。

マータイさんに関する問題は、「『もったいない』の言葉に出会い、ものを大切にする日本の文化に感銘を受け、世界共通の言葉として世界に広めた人は誰か」というもので、元米副大統領でノーベル平和賞受賞者のアル・ゴア氏や前国連事務総長のコフィ・アナン氏とともに選択肢に挙げられている。

このほか、問題は香りに関するものから、里山や地球環境問題に関するものまでさまざまの計50問。

検定を受けるには、公式テキスト(B5判138頁、2100円)を購入の上、受験料1050円を振り込んだ後、付属の解答用紙に記入して同協会へ郵送するだけで、誰でも受験できる。名前に「香」など香りに関する文字がつく人には、テキストを無料で配布するオープニング事業を展開している。合格者は同協会から発行される認定カードを提示すれば、アロマオイル販売店など応援企業で優遇サービスを受けられるという。詳しくは、同協会HPまで。

【山本建】

by momotaro-sakura | 2009-10-26 20:21 | ブログ