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思わず吹き出す!? 「珍犬服」ショップ

思わず吹き出す!? 「珍犬服」ショップ

2009年12月1日
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ひとあじ違う、イカした「服」です。
愛犬を家族の一員として考え、服を着せる人も珍しくなくなった昨今。

犬服の型紙やらペット服作りの通信講座やらも登場し、自分で犬服を作る人も増えているが、そんななか、一風変わった犬のエスニック服、和風服を扱うショップが登場した。

「犬の服 O’wan」。

小さな服の背中に、ふてぶてしく堂々と描かれた貫禄ある犬顔と「土佐犬志願」の文字があったり、なぜか「いか」「たこ」など、脱力系のデザインがあったりするけど……。

フツウは犬服ってフワフワしてたり、ファンシーだったりしますよね? なぜこんな挑発的な犬服を? 担当者に聞いた。

「きっかけは、自分自身が犬を飼いはじめて犬服にハマったものの、巷にあふれているのは、ファンシー系やナチュラル系。豊天商店さんの『弟子』シリーズとかおもしろ系は少しありますが、なんかみんな着せてるのでつまんない。『ズバリタイプ』ってのが本当に少なかったんです」
特に犬服にエスニック、アジアン系はなかなかない。そこで、友人でイラストレーターの「ドル」さんと話をするうち、「だったらいつか犬ブランドを……」と思ったのがスタートだという。

「試作をいくつか重ねて、ブログで紹介していると、『土佐犬志願』を出したときに『どこで買ったのですか?』と聞かれて、『よし、いける!』と勢いづいて行動に移しちゃいました。コンセプト的には『ちょっとない犬服』。それこそエスニック、北欧系、和系、おもしろ系、不条理系と、見た人が『それ、どこで買ったの?』って聞きたくなるような珍犬服を目指しています。むしろ、後ろ指差されたらうれしいくらいです」

個人的には、自分がかつて飼っていた犬が「紛れもない雑種(!)、しかも中型犬」だったこともあり、「犬に服ってどうなんだろ?」と思うところもあるけれど、それでもこんな犬服を街で見かけたら、思わず笑ってしまいそう。
「犬だけじゃなくて人用もあるので、犬飼いじゃなくても、笑いが取りたい人はぜひチャレンジして欲しいです」

彼女がまずネタを出して、イラストレーターがデザインに仕上げてくれるという、たった二人でやってる珍犬服ショップ。
毎月新デザインを5~10くらい出していく予定だそうで、お手ごろ価格のお散歩トートバッグ(名前入り)も、全10種類登場するという。
「今のところ、Tシャツがメインですが、近いうち、縫製ものも展開していく予定です」

街でウケをとりたい人、後ろ指差されたい飼い主(?)は、ぜひチェックを。
(田幸和歌子)
by momotaro-sakura | 2009-12-01 15:38 | ブログ