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カッターの刃折って事件「格下げ」 証拠隠滅の疑いで警部を停職処分

カッターの刃折って事件「格下げ」 証拠隠滅の疑いで警部を停職処分
 不法所持のカッターの刃を折って短くし、銃刀法より手続きが簡単な軽犯罪法を適用して事件処理したとして、警視庁は5日までに、当時浅草署地域課長代理だった警部(57)を証拠隠滅と虚偽有印公文書作成・同行使の教唆容疑で書類送検し、停職1カ月の懲戒処分とした。

 警部は4日辞職。「引き継ぎが面倒だった」と話しているという。

 同庁によると、元警部は山谷地区交番勤務だった2007年4月、車内にカッターナイフを所持して任意同行された30代の男の所持品を検査。カッターの約8センチの刃を折って約5センチにするなどしたうえ、部下の警部補ら3人=虚偽有印公文書作成・同行使容疑で書類送検=に虚偽の書類を作成させ、本来の銃刀法違反を軽犯罪法違反容疑に“格下げ”して処理した疑い。(15:02)

列車内に実弾入り拳銃忘れる…鹿児島県警
 鹿児島県警は4日、鉄道警察隊の男性巡査部長(46)が同日、警戒業務のため乗車した列車内に実弾5発入りの拳銃を置き忘れたと発表した。拳銃は約10分後、車両の清掃作業員が座席で見つけた。使用された形跡はなかった。

 発表によると、巡査部長は同日正午過ぎ、JR鹿児島中央駅(鹿児島市)から特急「きりしま8号」に制服で乗車、終点の宮崎駅で降りた際、拳銃を入れた簡易ポーチを座席に忘れてきたことに気付いたという。

 巡査部長は便意をもよおし、宮崎駅ですぐにトイレに行けるようベルト付きの簡易ポーチに拳銃を入れ替えて腰に装着していたが、外れたのに気付かず降車したという。簡易ポーチは着脱が簡単で、拳銃ホルダーの付いたベルトは持っていたかばんに入れていた。

 簡易ポーチは私服で拳銃を持ち運ぶ時に使い、巡査部長は拳銃が戻るまで上司に報告もしておらず、県警は処分を検討する。

(2009年12月5日 読売新聞)
by momotaro-sakura | 2009-12-05 15:37 | ブログ