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大引け速報 「値嵩ハイテク株が牽引し大幅上昇」

大引け速報 「値嵩ハイテク株が牽引し大幅上昇」2009年12月11日15時36分



◆12:45 「中国経済指標が好調で輸出関連銘柄が牽引」

 後場寄り付きの日経平均は、前日比+129.56円(+1.31%)の9992.38円となっています。中国の11月鉱工業生産指数が前年比+19.2%と市場予想の18%を大幅に上回ったことを好感し、為替も1ドル88円70銭台と円安で推移していることを好感し、幅広い銘柄に買いが入り日経平均はSQ値を超え、10000円をうかがう展開になっています。しかし、週末であることと来週14日に日銀短観の発表を控えることで利益確定の売りも出やすい環境といえます。

 業種別で見ると33業種中、29業種がプラス圏、4業種がマイナス圏となっています。

 上昇率トップは、「ゴム製品(+2.55%)」、続いて「卸売(+1.99%)」、「金属製品(+1.93%)」となっています。

 一方、下落率トップは、「空運(-1.48%)」、続いて、「銀行(-0.75%)」、「電気ガス(-0.60%)」となっています。

 個別銘柄では、ドクターシーラボが前日比-200円(-0.10%)の192200円となっています。朝方に+3900円の196300円まで買われ年初来高値を更新しましたが、利益確定の売りも出ているようです。2009年8-10月期連結決算の大幅な増収増益を好感した買いが入りましたが、目先では材料出つくしで売り物も出たようです。

 また、太陽誘電、TDK、ミネベア、大林組、IHIなどが買われ、三洋電機、三井住友FG、日本ハム、商船三井、ニチレイ、凸版印刷などが売られています。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり873銘柄、値下がり625銘柄、変わらず187銘柄となっています。出来高は概算16.4億株(前日比+5.8億株)となり、売買代金は1兆3016億円(前日比+6183億円)となっています。

 新興市場はマザーズ指数が-0.82%、日経ジャスダック平均は-0.11%、ヘラクレス指数は-0.30%となっています。

 また、アジア市場は上海総合指数は+0.19%、香港ハンセン指数は+1.69%となっています。

 GLOBEX(シカゴ24時間金融先物取引システム)のNASDAQ100先物は3.25pの1801.25pとなっています。

 なお、為替市場は、前場終了時の1ドル=88円42-46銭から円安ドル高の1ドル=88円70-75銭で取引されています。

◆14:15 「引き続き中国の好調を好感し大台回復」

 14時の日経平均は、前日比+189.81円(+1.92%)の10052.63円となっています。引き続き、中国経済指標の伸びと円安を好感し、素材や資源、機械など中国関連銘柄中心に買いが入って、日経平均は10000円の大台を回復しました。一方で、今晩に米国小売売上高の発表を控えていて、クリスマス商戦を睨んだ時期に発表されるため数値を見極めたいという動きも出ています。

 業種別で見ると33業種中、29業種がプラス圏、4業種がマイナス圏となっています。

 上昇率トップは原油安を好感し「ゴム製品(+3.24%)」、続いて景気回復を期待して「証券商品先物(+2.67%)」、素材関連が堅調で「ガラス土石(+2.59%)」となっています。一方、下落率トップは、「電気ガス(-0.71%)」、続いて「銀行(-0.16%)」、「空運(-0.02%)」となっています。

 個別では、コマツが前日比+56円(+3.10%)の1861円となっています。中国の鉱工業生産指数が市場予想を上回る内容だったことで中国関連銘柄に買いが集まっています。

 また、セキュアード・キャピタル・ジャパン、リズム時計、ニチハ、中国工業などが買われ、ゼクス、レオパレス21、パソナグループ、三洋電機、三陽商会などが売られています。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり1095銘柄、値下がり447銘柄、変わらず143銘柄、出来高は概算20.9億株(前日比+5.8億株)、売買代金は1兆5974億円(前日比+6222億円)となっています。

 新興市場はマザーズ指数が-0.42%、日経ジャスダック平均は-0.04%、ヘラクレス指数は+0.01%となっています。

 また、アジア市場では、中国上海総合指数は+0.26%、香港ハンセン指数は+1.68%、インドSENSEX指数は+0.75%となっています。

 GLOBEX(シカゴ24時間金融先物取引システム)NASDAQ100先物は+3.75pの1801.75pとなっています。

 なお、為替市場は、後場寄りの1ドル=88円70-75銭から円安ドル高の1ドル88円76-78銭で取引されています。

◆15:15 大引け速報「値嵩ハイテク株が牽引し大幅上昇」

 大引けの日経平均は前日比+245.05円(+2.48%)の10107.87円、TOPIX(東証株価指数)は+14.67p(+1.68%)の888.57pで引けました。後場は、中国経済指標の伸びが高かったことで安心感が広がり、日経平均は大幅上昇で引けました。また、SQ値を超えた辺りから、日経平均の寄与率が高いハイテク株中心に買いが入り指数の上昇を牽引しました。また、為替も88円台後半で推移していることも輸出関連銘柄中心に物色が広がる材料となりました。さらに、GLOBEX(シカゴ24時間金融先物取引システム)NASDAQ100先物の上昇も、今晩の米国株式市場の上昇を期待して先行買いが入ったようです。

 業種別で見ると33業種中、31業種がプラス圏、2業種がマイナス圏となりました。

 上昇率トップは、「ゴム製品(+3.70%)」、続いて「卸売(+3.14%)」、「機械(+3.00%)」となりました。

 一方、下落率トップは、「電気ガス(-0.26%)」、続いて、「銀行(-0.23%)」となりました。

 個別では、日本車輌が前日比+49円(+9.76%)の551円となりました。14時過ぎにベトナム政府が東南アジア最大規模のインフラ整備事業に日本の新幹線方式が採用されたと報道があったことを好感した買いが集まりました。

 また、トヨタ自動車、ファーストリテイリング、キヤノン、三菱商事、JFEHDなどが買われ、三洋電機、JAL、カカクコム、静岡銀行、三菱UFJFGなどが売られました。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり1244銘柄、値下がり345銘柄、変わらず96銘柄となりました。また、出来高は概算27.2億株、(前日比+6.3億株)売買代金は2兆0509億円(前日比+4535億円)となりました。

 新興市場は、マザーズ指数は-0.14%、日経ジャスダック平均は+0.23%、ヘラクレス指数は+0.29%となりました。

 また、アジア市場は、中国上海総合指数は-0.09%、香港ハンセン指数は+1.68%、インドSENSEX指数は+0.79%となっています。

 GLOBEX(シカゴ24時間金融先物取引システム)NASDAQ100先物は+4.25pの1802.25pとなっています。

 なお、為替市場は14時過ぎの1ドル88円76-78銭から円安ドル高の1ドル=88円89-92銭で取引されています。
by momotaro-sakura | 2009-12-12 11:42 | ブログ