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東証前引け、反発 一時1万800円台回復 円安で主力株上昇 通報する

東証前引け、反発 一時1万800円台回復 円安で主力株上昇 通報する


 8日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発。前日比71円58銭(0.67%)高の1万0753円24銭で前場は引けた。前日の菅直人財務相の発言をきっかけに円相場が下落したことを好感。電機や精密、自動車など輸出関連の主力銘柄を中心に買いが入った。株価指数オプション1月物の特別清算指数(SQ)算出に関連した現物株売買も波乱はなく買い安心感が広がった。東証株価指数(TOPIX)は続伸。

 日経平均は約1年3カ月ぶりに1万0800円台を回復する場面があった。ただ、上値では利益確定目的の売りが多く、前場の中ごろ過ぎからは伸び悩んだ。東京市場はあすから3連休に入るほか、米国時間8日発表される昨年12月の米雇用統計の結果を見極めたいとして、上値追いには慎重な投資家も少なくないという。

 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆23億円、売買高が13億5308万株。値上がり銘柄数は908、値下がり銘柄数が568、変わらずが205。

 個別銘柄は、日立や東芝、ソニーが上昇。トヨタやホンダも堅調だった。コマツや日立建機、ダイキンはしっかり。半面、東電や東ガスが下落。武田や第一三共はさえない。ファストリも下げ、三井住友FGは安い。経営再建問題に揺れるJALは大幅安。

 東証2部株価指数は上昇。大幸薬品やFDK、アーレスティが上昇。半面、トーセイや三菱総研、大黒天がさえなかった。〔NQN〕

by momotaro-sakura | 2010-01-08 15:51