2010年 02月 26日
弘道館・ 水戸藩の藩校として第9代藩主 徳川斉昭公により創設
梅の開花状況(H22.02.23) 平成22年2月23日現在の開花状況は、およそ3分咲きです。
早咲きの品種は、見頃になっています。
水戸藩の藩校として第9代藩主 徳川斉昭公により天保12年(1841年)8月に創設されました。藩士に文武両道の修練をつませようと武芸一般はもとより、医学・薬学・天文学・蘭学など幅広い学問をとり入れた、いわば総合大学というべきものでありました。安政4年(1857年)には鹿島神社と孔子廟(こうしびょう)を祀って弘道館の本開館式を行いました。当時の藩校としては国内最大規模のものでした。
第15代の将軍となった徳川慶喜公も、父斉昭公の厳しい教育方針で5歳の時から弘道館において英才教育を受けました。慶応3年(1867年)の大政奉還の後、謹慎した至善堂(しぜんどう)が今も残っています。
弘道館は国の特別史跡になっており正庁・至善堂・正門の3ケ所は重要文化財に指定されています。敷地には、梅が60種800本が植えられており、梅の名所となっております。
マップ
http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kodokan04_map.html
本日は雪景色になりました。(H22.02.02) 前夜からの雪によって、本日の弘道館は雪景色となりました。
水戸市内の積雪は1cmほどとわずかでしたが、うっすらと雪化粧をほどこされた弘道館が現れて、普段とはまた趣の異なった弘道館を見ることができました。
写真は、至善堂と展示資料室の脇にある古井戸の風景です。(H22.02.02早朝に撮影)
「水戸の梅まつり」期間中は弘道館でも様々なイベントが予定されています。(H22.02.21) 「水戸の梅まつり」期間中の土曜日、日曜日、祝日は弘道館の正門を特別に開放して、通り抜けができるようになっています。
写真は、正門を開放した様子です。
また、「水戸の梅まつり」期間中に弘道館で予定されているイベントは次のとおりです。
●弘道館正門特別開放
2月20日(土),21日(日),27日(土),28日(日)
3月6日(土),7日(日),13日(土),14日(日),20日(土),21日(日),22日(月),27日(土),28日(日)
●関連イベント
3月6日(土) 10時~12時 武道演武
14時~14時30分 少年空手演武
3月7日(日) 10時~15時 拓本体験
10時30分~11時30分 田谷の棒術
13時~14時 吟詠
14時~15時 琵琶演奏
3月13日(土) 13時30分~15時30分 公開講座
①「天保版・弘道館入学希望者へのオリエンテーション」
②「他藩士の水戸遊学」-吉田松陰『送赤川淡水遊学常陸序』
3月14日(日) 13時~15時 琴・尺八演奏
※屋外の演目は、小雨決行、荒天中止となります。
●正門のライトアップ
2月20日(土)~3月31日(水) 18時~21時まで