企業収益回復は続くか(下)60兆円どう使う――投資を厳選、効率競う。(2010/5/24)

企業収益回復は続くか(下)60兆円どう使う――投資を厳選、効率競う。(2010/5/24)
 光学ガラス大手のHOYAが積極投資に転じる。2011年3月期の設備投資は430億円と前期比5割増やす。投資の目玉はパソコンなどで使うハードディスク駆動装置(HDD)向けガラス基板の新工場だ。

空前のカネ余り

 上場企業の投資意欲が盛り返してきた。業績の回復に加え、手元資金が積み上がり、投資余力が増している。3月末の現預金と短期保有の有価証券を合計した手元資金は63兆円と、決算が連結主体になった00年3月期以降で過去最高を記録。日本の10年度予算の一般歳出(53兆円)を上回り、企業は空前のカネ余り状態にある。

 手元資金が膨らんだのは、金融危機への対応で外部からの調達を増やした面もあるが、投資の抑制、在庫の圧縮などで資金の流出を徹底して抑えたからだ。本業で稼いだ現金収入である「営業キャ・・・ (新聞本文はまだ続きます)


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[日本経済新聞 朝刊]
[提供:日経テレコン21
by momotaro-sakura | 2010-05-27 09:40