リニア新幹線は「直線ルート」で

リニア新幹線は「直線ルート」で
2010年06月05日

   ■国の審議会で知事要望


 東京―大阪間を結ぶリニア中央新幹線について横内正明知事は4日、国土交通省で開かれた交通政策審議会で、南アルプスを貫く最短の「直線ルート」を要望した。県がルートについて見解を示したのは初めて。(佐藤美鈴)


 審議会には、山梨をはじめ、神奈川、長野、岐阜の沿線4県の知事が出席。横内知事は「直線ルートが望ましい」とした上で、南アルプスの北側を迂回(う・かい)するルートにした場合、県内の路線が約15キロ長くなって甲府盆地内の市街地を通過するため、用地買収が困難なことや、騒音、振動などの環境問題が生じること、JR中央線と競合することなどを理由にあげた。


 一方、これまで迂回ルートを主張してきた長野県は、一部地域で直線ルートを容認する声が出てきていることなどを説明し、特定ルートの要望をしなかった。横内知事は「長野県と直接交渉することはない。審議会で公正公平な議論をし、適切なルートを決めていくことになる」と話した。


 また横内知事は、中間駅の設置に関して、1県に複数の駅誘致を求める県内4地域の要望を十分踏まえて検討することや、鉄道施設の費用をJR東海が負担することを求めた。

産経ニュース
by momotaro-sakura | 2010-06-05 10:50