人気ブログランキング | 話題のタグを見る

会期延長せず=郵政先送り、国民新と調整-政府・民主

会期延長せず=郵政先送り、国民新と調整-政府・民主
 政府・民主党は10日、会期末を16日に迎える今国会を延長しない方針を固め、国民新党との調整を進めた。会期延長しないことで、参院選は「今月24日公示、7月11日投開票」となる見通し。菅直人首相は10日中の決着を図りたい考えだ。しかし、郵政改革法案の今国会成立を求める国民新党は強く反発、調整は難航した。
 民主、国民新両党は10日夕、国会内で幹事長・国対委員長会談を開いた。
 民主党の輿石東参院議員会長は同日午後の記者会見で、郵政法案について「2週間ぐらいの会期延長では、どんなことをしても成立しない」と述べ、延長せずに成立を先送りすべきだと強調。「臨時国会に回しても、最優先課題とすればできる」として、参院選後に召集される臨時国会で成立を図る案で打開を目指す考えを示した。
 輿石氏はこの後、国会内で国民新党の自見庄三郎幹事長と会い、参院選日程に影響する会期延長には応じられないと伝えた。会談後、自見氏は記者団に「(郵政法案先送りは)全く納得できない。(連立合意を)守れなければいよいよ覚悟を決めないといけない」と語り、連立離脱も辞さない構えを重ねて示した。
 政府・民主党が延長しない方針を固めたのは、菅政権への世論の期待が高い中で参院選に臨んだ方が得策と判断したためだ。同党幹部は「首相官邸は(郵政法案の)強行採決を嫌がっている」と指摘した。 
 一方、民主党の樽床伸二国対委員長は午後も、自民党の川崎二郎国対委員長と会談。衆参両院本会議での首相の所信表明演説を11日に行いたいと改めて提案したが、川崎氏は首相出席の下での予算委員会開催を確約するよう求め、平行線が続いた。(2010/06/10-17:57)
ドット時事コム
by momotaro-sakura | 2010-06-10 19:34 | ブログ