台湾IT企業、増す賃上げ圧力、中国沿海離れも、内陸部や東南アジア視野。(2010/6/8)

台湾IT企業、増す賃上げ圧力、中国沿海離れも、内陸部や東南アジア視野。(2010/6/8)
 中国に生産拠点を持つ台湾IT(情報技術)企業が中国で高まる「賃上げ圧力」に神経をとがらせている。EMS(電子製品の製造受託サービス)世界最大手の鴻海(ホンハイ)精密工業は6日、一部の従業員の基本給を67%引き上げる再賃上げを打ち出した。台湾各社は中国内陸部や東南アジアなどへの生産移転を検討。中国に多くの工場を持つ日本企業も戦略転換を迫られる可能性がある。

 「(鴻海の中核子会社である)富士康科技集団(フォックスコン)の賃上げは中国大陸の低賃金時代が終わったことを示す」。台湾のIT業界団体、台湾区電機電子工業同業公会の焦佑鈞・理事長(DRAM大手の華邦電子董事長)は連続自殺問題から始まった鴻海の賃上げをこう評した。

 同団体は今後、中国内陸部や東南アジア、南アジアへの工場移転が進むとみて・・・ (新聞本文はまだ続きます)
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[日本経済新聞 朝刊]
by momotaro-sakura | 2010-06-11 13:21