東京スカイツリー“負け” 世界一の高層ビルは?

東京スカイツリー“負け” 世界一の高層ビルは?
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 アラブ首長国連邦(UAE)ドバイに世界一の高層ビル「ブルジュ・ドバイ」が完成し、ムハンマド首長就任4周年の4日、完成式典が開かれた。高さは828メートルと発表され、これまで最高層だった台湾の「TAIPEI 101」(508メートル)や建設中の電波塔「東京スカイツリー」(634メートル)を大幅に上回った。

 ドバイは巨大事業で外国資本を集めてきたが、2008年に深刻化した金融危機の影響で事業の多くが凍結された。09年11月に表面化した政府系企業の信用不安を契機とした「ドバイ・ショック」の余波もあり、ドバイ式開発の「一つの区切り」になる可能性もある。

 約160階建ての同ビルは04年に建設を開始。オフィスやマンションのほか、有名デザイナーのジョルジオ・アルマーニ氏が手がける高級ホテルが入居しており、124階には展望台も備える。総工費は約15億ドル(約1400億円)。

 政府系企業のエマールが開発、韓国のサムスン・グループなどが建築を請け負い、日本の日立プラントテクノロジーも空調を担当した。

 世界一の人工リゾート島などの開発を続けてきたドバイの別の政府系企業は、金融危機で資金繰りが悪化し、第2、第3の人工島の建設や高さ千メートル超のビル計画を凍結。不動産開発と外資に依存してきた発展モデルは行き詰まり、計800億ドルとされるドバイ政府と政府系企業の債務返済の見通しは立っていない。
(共同)
by momotaro-sakura | 2010-06-21 17:10