日本列島の始まりは茨城? 5億1100万年前 最古の地層と判明 

日本列島の始まりは茨城?
 5億1100万年前 最古の地層と判明 2010.8.18 12:22
 茨城県常陸太田市長谷町の茂宮川最上流部にある地層が、これまでの発見から約5百万年さかのぼって日本最古となる約5億1100万年前のカンブリア紀のものであることが、同県日立市郷土博物館特別専門員で茨城大名誉教授(地質学)の田切美智雄さん(65)の研究チームの分析で18日までに分かった。

 これまで日本最古とされていたのは、常陸太田市の地層から北東に約8キロ離れた日立市小木津町の約5億600万年前の地層で、同チームが2008年に発見した。今回の調査で、日立市内に約5億700万年前の地層があることも判明。古生代の地層が約30平方キロメートルにわたって広がっていることが分かった。

 田切さんは「これほど広範囲のものは日本でほかになく、日本列島の始まりが茨城だったと言える」と話す。さらに「日本が中国のどこにくっついていたかという議論に決着をつける可能性もある」としている
産経ニュース

カンブリア紀(カンブリアき、英: Cambrian period)は地質時代、古生代前期における区分の一つで、約5億4500万年前から約5億0500万年前までとされる。カンブリアという名前は、この時代の岩石が出土し研究された最初の地であるウェールズの古名が由来である。中国語では「寒武紀」という。

カンブリア紀では、先カンブリア時代によって形成された海洋が地球上のほぼ全てを覆い尽くす。海中では様々な種類に至る海洋生物が現れ、中でも三葉虫等の節足動物が繁栄し、藻類が発達した。むしろ、これ以前の時代からは化石がほとんど得られなかったことから、化石に頼って時代区分を行っていた頃にはこの時代までしか区分ができなかった。そのため、カンブリア紀が従来はもっとも古い名前の付いた区分であり、それより古い地層はカンブリア紀以前というしかなかったのが、「先カンブリア時代」の名の由来である。

三葉虫やフデイシ、腕足類、サンゴなどは古くから発見されていたが、頻繁に出土する生物群は限られていた。カンブリア紀の生物相の多様性がよく知られるようになったのはバージェス動物群の発見以来であり、特に20世紀末の見直しでその内容がそれまでの想像を超えることが明らかとなった。この時期の初期には動物門のほとんどすべてが出現したと考えられ、この時代に動物の多様性が一気に増大した可能性がある。これをカンブリア爆発と呼ぶ。

by momotaro-sakura | 2010-08-18 16:10