"貧血"のお話をする事にしましょう。

"貧血"のお話をする事にしましょう。
 一口に貧血と言いましても、かなり幅が広いので、今回は全体の65?85%を占める"鉄欠乏性貧血"について、できるだけ簡単にお話したいと思います。
 まず、鉄分がどのように口から入って吸収されるのか?お話しましょう。
 通常、鉄分が口から入り胃に到達すると胃の酸(塩酸)によって鉄分は、吸収されやすい形に変化します。変化してから大多数は、十二指腸や腸で吸収され、葉酸(肝臓、酵母、緑葉野菜などに多く含む)やたんぱく質を材料にヘモグロビンを形成します。(裏を返せば、鉄分が豊富にあっても、タンパク質や、葉酸が不足していると、ヘモグロビンは形成されない。)
 このヘモグロビンが酸素をからだの隅々まで届けるのです。
 ヘモグロビンを含む赤血球容積(ヘマトリック値)や、赤血球数、血色素等が低下している状態を貧血といいます。
 次に貧血になり易い要因について以下の事柄があげられます。
 ①タンパク質や緑野菜を充分に摂取していない
 前にも御説明した様に、鉄分とタンパク質と葉酸を材料にヘモグロビン
は形成されますので、タンパク質や緑野菜をとらない方は、貧血になり易いと言えます。
 実際に当店の治験例で、野菜の代替食であるクロレラ(クロレラ工業、グロスミン使用)で、極度に貧血が改善した例があります。
 間違ったダイエットをしている女性の方に多い様です。
 ②清涼飲料水、お茶などを多量に飲む。
 前にも申し上げましたが、鉄分が胃に入ってきて胃の酸と反応して、吸収し易い形になるので当然、清涼飲料水やお茶で常日頃胃の酸をうすめてしまいますと、鉄分が胃の酸と反応しにくくなります。
 当然吸収される鉄分の量も減ってきます。
 水分の補給は、喉の乾きに応じて摂取する様に心掛けましょう。
 余談ですが、胃薬(制酸剤)を常用している方も同様な事が言えます。
又、癌や胃潰瘍で胃を切除した方も気を付けて下さい。
 貧血による弊害は、自覚症状のみならず感染症(風邪等)に罹り易い等があります。
 それは、赤血球が他の血球(白血球)に栄養を与える役目をしているからです。
 白血球の役目は、外からきたバイキンを排除する役目をしているからです。対処法としましては、レバーやたんぱく質を充分とる事や睡眠も充分とる様心掛けましょう。
 食の細い方は、今では街の薬局、薬店で売っているサプリメントを利用するのも一つの手でしょう。
 鉄分摂取としましては、ドリンクタイプでは、アルフェ(大正製薬)錠剤タイプもありますが、胃に負担がかかるので胃弱の人には不向きかもしれません。ただし腸溶性剤の鉄剤(胃を通過して初めて溶け出す)ヘマニック(全薬工業)もありますので、御参考までに。
 他にビタミンB12が不足しておこる貧血など多々ございます

by momotaro-sakura | 2010-09-07 15:12 | 健康管理/先端医療