血小板数減少

血小板数減少一血小板の減少は、血管内で血小板が破壊されたり、使われたりすることや、また骨髄における産生低下により起きます。血小板破壊による血小板減少の中では、免疫学的機序により起きる特発性血小板減少性紫斑病が最も頻度が高いものです。ウィルス感染症の後に起きるものもありますが、ほとんどは原因不明です。薬物と血液中の蛋白の複合体に対して抗体ができるために生じる血小板減少症もあります。血小板の消費による血小板減少症としては、播種性血管内凝固症候群が最も頻度が高いものです。感染症、悪性疾患等が原因となり、血液凝固現象が進み、血小板の活性化、消費が起き血小板数が低下するものです。血小板産生能低下は、白血病、癌など悪性細胞による骨髄の湿潤がおきた場合、また放射線、薬剤などにより骨髄機能が低下した場合(原因が不明な場合も多い)に起きます。血小板が減少していても一般的には10万/μlまでは、症状もありませんし、精密検査も必要ありません。5~10万/μlでは出血傾向はほとんど無いことが多いのですが、その原因を追求する必要があります。5万/μl以下では出血が起きる可能が高く、治療を考慮する必要があります。
by momotaro-sakura | 2010-09-07 15:20 | 健康管理/先端医療