<民主代表選>菅首相再選、17日にも内閣改造

2010年9月15日 00時51分 (2010年9月15日 02時28分 更新) 毎日JP
<民主代表選>菅首相再選、17日にも内閣改造

 民主党は14日、代表選出のための臨時党大会を東京都内のホテルで開き、菅直人首相(63)が代表に再選された。菅首相は国会議員票と党員・サポーター票、地方議員票の合計で721ポイントを獲得し、小沢一郎前幹事長(68)の491ポイントを大きく上回った。続投が決まった菅首相は15日にも党役員人事、17日に内閣改造を行う方向で調整に着手。14日夜には首相公邸で仙谷由人官房長官と会談し、仙谷氏の留任が固まった。枝野幸男幹事長の交代論が強まっており、後任には岡田克也外相や川端達夫文部科学相の名前が挙がっている。

 代表選では、投票資格を持つ国会議員411人(衆院305人、参院106人、1人2ポイントで計822ポイント)のうち、横路孝弘衆院議長と西岡武夫参院議長を除く409人が投票(無効票3票)。菅首相が206票(412ポイント)で、小沢氏の200票(400ポイント)を小差で上回った。

 衆院300小選挙区ごとに集計される党員・サポーター票(1選挙区1ポイントで換算)では菅首相が249ポイントと約8割を獲得し、51ポイントにとどまった小沢氏を圧倒した。全国の有権者34万2493人のうち22万9030人が投票(投票率66.87%)。菅首相の合計得票は13万7998票、小沢氏は9万194票だった。

 地方議員票は全国2382人の議員のうち1360人が菅首相、927人が小沢氏に投票。100ポイントが得票数に応じて配分され、菅首相が60ポイント、小沢氏が40ポイントを獲得した。菅首相は国会議員票、党員・サポーター票、地方議員票のすべてで小沢氏を上回った。

 ただ、国会議員票は拮抗(きっこう)しており、党内を二分した激戦のしこりも残る。菅首相は代表再選後のあいさつで「民主党全員が自分の力をフルに発揮できる挙党態勢」を構築する方針を強調。小沢氏も党大会後の陣営の集会で「今後とも一兵卒として民主党政権を成功させるために頑張っていきたい」と協力姿勢を示し、党分裂の懸念を打ち消してみせた。

 菅首相は15日に小沢氏のほか、小沢氏を支持した鳩山由紀夫前首相、輿石東参院議員会長らと会談し、同日中にも党役員人事を行う構え。小沢氏の処遇とともに、幹事長人事が焦点となる。

 内閣改造には天皇陛下による閣僚の認証式が必要となるが、天皇、皇后両陛下は15〜19日に神奈川県の葉山御用邸で静養される予定。17日に天皇陛下がいったん皇居に戻る日程で首相官邸と宮内庁が調整している【平田崇浩】

by momotaro-sakura | 2010-09-15 07:21