高卒予定者の求人倍率さらに悪化 2年連続で1倍割れ

高卒予定者の求人倍率さらに悪化 2年連続で1倍割れ
2010.9.17 17:42産経ニュース
 来春に高校卒業予定の就職希望者の求人倍率が7月末時点で0・67倍と、前年同期に比べ0・04ポイント下回り、2年連続で1倍を割り込んだことが17日、厚生労働省のまとめで分かった。厚労省は「依然厳しい経済状況下、景気の先行きが読めないことから、求人を控えて様子見をしている企業が多いのではないか」と分析している。

 厚労省によると、全国の求職者数は前年同期比2・3%減の18万7千人。求人数は同7・6%減の12万5千人。求人倍率は昭和59年の調査開始以来6番目に低い水準となり、求人が半減した昨年に引き続き、不況の影響による就職環境の悪化が浮き彫りになった。

 都道府県別で最も低かったのは沖縄の0・12倍で、これに青森(0・21倍)▽熊本(0・22倍)▽鹿児島(0・23倍)-が続いた。1倍を超えたのは東京(2・23倍)▽大阪(1・4倍)▽愛知(1・21倍)▽京都(1・11倍)▽広島(1・06倍)-の1都2府2県にとどまった。 厚労省では今後、企業の元労務担当者らで構成される「ジョブサポーター」が直接企業に出向いて求人開拓をしたり、就職希望者への職業指導、就職面接会の開催などを行ったりすることで求人対策を本格化させる方針。

 一方、来春に中学卒業予定の就職希望者の求人倍率は前年同期比0・02ポイント増の0・21倍、求職者数は同18・8%減の2200人で、求人数は同13・9%減の500人だった。

by momotaro-sakura | 2010-09-17 17:52