米成長見通しを大幅下方修正=日本も減速、11年は1.5%-IMF

米成長見通しを大幅下方修正=日本も減速、11年は1.5%-IMF
 【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)は6日、最新の世界経済見通し(WEO)を発表し、2010年の米実質GDP(国内総生産)伸び率を2.6%、11年を2.3%に大幅に下方修正した。IMFは、米国をはじめ先進国で「10年後半から11年前半に、経済は著しく減速する」としている。
 米国については、失業率の高止まりや住宅市場の回復の遅れが、経済のけん引役である個人消費を圧迫していると指摘。失業率は10年が9.7%、11年も9.6%の高い水準にとどまるとの見通しを示すとともに、成長率を7月時点の予想から、今年を0.7ポイント、来年を0.6ポイントそれぞれ引き下げた。
 日本の成長率も、円高による輸出主導の景気回復への悪影響懸念から、10年の2.8%から11年には1.5%に減速すると指摘。現在の円相場の水準については「中期的なファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)におおむね沿ったものだ」とした。
 ユーロ圏も独経済の好調さを反映し予想を引き上げたものの、10年は1.7%、11年は1.5%と低成長が続く見通しを示した。一方で、中国やインドをはじめとしたアジア新興国は、力強い成長をみせていると指摘した。(2010/10/07-00:29
)時事ドットコム
by momotaro-sakura | 2010-10-07 12:38