中国が高速鉄道建設へ【南アフリカ】

中国が高速鉄道建設へ【南アフリカ
02-Sep.-2010 "Bloomberg"

南アフリカ運輸省は,中国と鉄道改革計画に関する覚書を交わしたと発表した.

南ア鉄道総裁George Mahlalela氏は, 運輸省と南ア旅客鉄道局は,今後18年間で950億ランド(130億ドル)を費やして,新型車両を購入する計画であると述べた.計画は今月の閣議で承認を受ける予定である.

「通勤列車システムのほとんどが寿命を迎えています.」とMahalala総裁は言う.「我々は新型車両を購入し,技術革新を行うというこの野心的な計画が本当に必要で,歴史的な鉄道インフラの価値を守ることになると信じています.」

10月より,南アは商都ヨハネスブルグと,東海岸の港湾都市ダーバンを結ぶ高速鉄道の需要調査を開始する.同様に,ヨハネスブルグとケープタウン,ジンバブエ国境を結ぶ高速鉄道路線も,都市近郊のネットワークと共に構想されている.

世界第二位の公的重建設会社である中国鉄道グループは8月24日,南ア政府と総事業費300億ドルのヨハネスブルグ-ダーバン高速鉄道についての交渉を行った.アフリカ最大の金融機関スタンダード銀行グループが,この計画への投資に関係すると,中鉄総裁 Li Changjin氏は述べた.

中国の投資可能額の詳細は明らかにされていないが,両国は11月までに協力のガイドラインを策定する予定である.
中国はアフリカの鉄道,水力発電所,鉱山及び油田に投資し,経済を活性化させてきた.世界銀行によると,中国のアフリカのインフラへの関与は,2003年以前の年間10億ドル以下から,2007年には年間70億ドルに達している.

6月8日,ヨハネスブルグ空港と商業地区をダイレクトに結ぶ南アフリカで最初の快速鉄道システムが開業した.この鉄道は完成すれば更に,ヨハネスブルグ中心部と近郊のプレトリアを結び,252億ランドの費用が見込まれている.

南ア鉄道は,観光客の移動や,大都市間の移民の移動を容易にする旅客鉄道システムを目指している.
「この挑戦は,快速鉄道システムの整備によってのみ達成できる.」と,Mahlalela総裁は話す.

計画は壮大すぎて実現不可能なのでは?と記者が質問したところ,Mahlalela総裁は「これは夢だが,現実的な夢だ.」と答えた.


中国がイランの鉄道建設プロジェクトに20億ドル投資
=中東横断路線も視野に―英紙
2010年09月09日08時02分 / 提供:Record China

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7日、イラン西部に鉄道を敷設するプロジェクトに関する最終的な合意がまもなく中国とイランの間で結ばれる。プロジェクトは経済的にも政治的にも大きな意味を持っている。写真は上海万博のイラン館。2010年9月7日、環球時報によると、イラン西部に鉄道を敷設するプロジェクトに関する最終的な合意が9月12日、中国とイランの間で締結される。このプロジェクトは経済的にも政治的にも大きな意味を持っているという。

英デイリー・テレグラフ紙によれば、このプロジェクトに対する中国の投資額は20億ドルで、2年半以内に工事を完了させる計画。建設が予定される路線はイラン国内のみならず、将来的にはイラクを通じてシリア、地中海沿岸諸国へと中東地域を東西に横断させる計画もある。



中国は多額の投資を行うことで欧州への直接的な貨物輸送ルートを手に入れることになる。ある専門家は、中国はこの輸送ルートを確保することで大幅なコストダウンが可能になるとし、また政治的にも欧米各国のアジア地域に対する影響力を弱めることが可能になるため、中国にとってこのプロジェクトは大きな意味を持っていると指摘している。

中国は自国内の高速鉄道網の拡張にも意欲的で、路線をロシアや中東へ延伸させ、最終的にはロンドンまで路線を延ばす計画を進めているとも伝えられる。またアフリカでは、中国最大の鉄道建設会社・中鉄集団(グループ)が南アフリカでの鉄道建設計画に関する基本合意書を締結するなど、鉄道分野における中国の活動が世界的規模で活発化している。(翻訳・編集/岡田)



タイ:高速鉄道建設へ 中国支援「アジア新幹線構想」前進
 【バンコク西尾英之】タイ政府は中国の支援で、国土を南北に貫く高速鉄道の建設に乗り出す方針を固めた。中国南部雲南省・昆明からラオスを経てタイに至る、中国が構想する「南北回廊」鉄道の一部となる。実現すればインドシナ半島は、急速に整備が進む中国の高速鉄道網に組み込まれ、中国は日本や米国を抑えて地域への影響力を独占的に強める可能性がある。

 タイのアピシット首相は万博見学のため訪れた上海で5日、中国の支援でタイ国内の高速鉄道建設に乗り出すと表明。政府は議会の承認を得たうえで、中国側と具体的な協議に入る方針だ。

 高速鉄道の最高時速は200キロ以上。ラオスとの国境から首都バンコクまでの約600キロが第1期、バンコクから南部のマレーシア国境までの約1000キロが第2期区間で、資金は3000億バーツ(約8100億円)程度と見積もられている。

 タイ政府によると中国はラオスと、すでに昆明からビエンチャンまでの直通鉄道建設で合意しており、タイ国内の高速鉄道と接続する。現在、タイ国鉄のレール幅は1メートルだが、新たに建設される鉄道は中国国鉄と同じ1・435メートルで、中国からの直接乗り入れが可能になる。中国は最終的には鉄道をマレー半島南端のシンガポール方面へ延長させたい意向とみられる。

 中国はまた、ミャンマーとの間でも、高速鉄道建設に向けた準備協議を進めていると明らかにしている。

 インドシナ半島では日本政府がベトナム、ラオス、タイ、ミャンマーを主に道路で東西につなぐ「東西回廊」の構築を支援している。これに対し中国は自国と同地域を直接つなぐ「南北回廊」の整備に力を入れる。

 中国の資金で域内のインフラ整備が進むことを東南アジア側も歓迎する。しかしタイやラオスは自国内に高速鉄道を建設するほどの需要はなく、鉄道建設は中国側の権益確保の色合いが濃い。東南アジア諸国連合(ASEAN)地域には一方的に影響力を拡大する中国への警戒感も生じ始めている。

【関連記事】
タイ:政府が南北に走る高速鉄道建設の方針 中国が支援
毎日新聞 2010年9月9日 東京朝刊



中国企業、マレーシアで高速鉄道建設構想
2010/1/ 4 (00:00)| インドシナ マレーシア
【マレーシア】マレーシア政府が、中国の鉄道車両メーカー、中国北車唐山軌道客車と共同で、最高時速350キロの高速鉄道などを建設することを検討していることが3日までに分かった。南洋商報(電子版)が伝えた。

 建設が計画されているのは、▽クアラルンプール―ジョホールバル高速鉄道▽クアラルンプール―クアンタン高速鉄道▽ペナン島―バタワース間のリニア鉄道――の3路線だが、まだ構想段階で計画の詳細は固まっていない。

 このうち、ペナン島のリニア鉄道に関しては、今月23日に試験線(全長1キロ)の起工式が行われる予定だ。



ロシアが鉄道を建設中【リビア】
11-dec.-09

リビアのSurt - Banghazi間554 kmの鉄道は現在,ロシア国鉄(RZD)によって建設されている.この契約は去年の4月に交わされ,12月から実施されているもので,契約金額は22億ユーロ.
契約の実施から1年がたった12月5日,ロシア国鉄のVladimir Yakunin社長がリビアを訪問し,Said Mohammed Rashidリビア国鉄総裁と,建設工事の進捗状況について会談した.
リビアとロシア両国の労働者3500人が,4年間の工期で働いている.さらに,将来のRas Lanuf駅に400人以上が投入されようとしている.長物車,100トンクレーン,軌道敷設機などのいくつかの重量構造物や鉄道設備が,現在運搬中である.
Surt - Banghazi鉄道のルートは,地中海と平行し,6ヶ所の大規模駅と,24ヶ所の小規模駅が計画されている.線路は複線で,当初はGE Transportationのディーゼル機関車16台(現在製造中)が使用されるが,将来的には電化が計画されており,その最高速度は250 km/hである.
「リビアの指導者が,鉄道の建設を国家の目標として表明したとき,RZDはその資源及び経験をその計画実現の為に提供することを申し出たのです.リビアの鉄道を建設することは,RZDにとって非常に名誉なことです.この鉄道計画の為に,我々は近代的な軌道施設及び最新の技術を使用しています.」と,Vladimir Yakunin社長は語る.
また彼は,ロシアは厳しい気候下での鉄道建設に関して,170年以上の経験を有していると強調した.「ツンドラから砂漠,山脈や大河を越えてです.」
一方,SurtからAl Khums,トリポリ, そしてチュニジア国境のRas Ejder に至る625 kmの区間及び,内陸のMisratahからSabha近くの鉄鉱石基地までの800 kmの区間の建設契約は,中国鉄道建設公司(CRCC)が獲得している.

by momotaro-sakura | 2010-10-08 15:53