「チリ国民が結束」大統領支持率急上昇

「チリ国民が結束」大統領支持率は急上昇 紙吹雪が舞い、鐘が鳴り、喝采がわき起こった。最後に生還したウルスアさんは、8月5日の事故発生から同22日の生存確認までの17日、1人の48時間分の食料として小さじ2杯分のマグロの缶詰と牛乳半カップの配給を決めるなど分配制度を確立した作業員のリーダー役。「チリの皆さん、救助隊員の皆さん、ありがとう。最初は絶望したが、事故なく乗り越えられた」と、落ち着いて感謝の弁を述べた。

 この約2時間半後には、地下で手助けした救助隊員6人も全員帰還。作業は当初予定の48時間より大幅に速いペースで進み、約22時間半で終了。33人は2日間、コピアポ市内の病院で過ごし順次退院する。退院後も半年間は心身のケアを受けることになる。共同電によると、1人が急性肺炎を患い、うち17人に虫歯が見つかった。うち2人は全身麻酔を伴う歯科治療が必要という。

 ピニェラ大統領は最後まで現場で救出を見守り「君たちはわれわれの誇りだ」と涙を浮かべた。支持率は事故発生前の46%から56%まで上昇しており「チリはかつてないほどに(国民が)結束した」と誇らしげに語った。

 また、同大統領はチリ国営テレビのインタビューに対し、救出作業に要した費用が1000万~2000万ドル(約8億~16億円)だったと述べた。大統領は費用の3分の2をチリ銅公団などによる公的負担とし、残り3分の1を民間寄付に頼ることを示した。また、救出用トンネルの穴は、最後のレスキュー隊員が地上に引き上げられた後にフタで閉じられ、後日埋め戻す予定になっているという
[ 2010年10月15日スポニチ

by momotaro-sakura | 2010-10-15 08:08