NY円一時、1ドル=80円37銭に

NY円一時、1ドル=80円37銭に
 【ニューヨーク=小谷野太郎】29日のニューヨーク外国為替市場は、米国が追加金融緩和に踏み切るとの観測から円買い・ドル売りが進み、円相場は1ドル=80円37銭まで上昇して取引を終えた。


 史上最高値をつけた1995年4月19日(79円75銭)以来、約15年半ぶりの円高水準だ。

 米商務省が発表した2010年7~9月期の米国内総生産(GDP)は年率換算で前期比2・0%と小幅な伸びにとどまった。米景気の回復力の弱さが確認され、米連邦準備制度理事会(FRB)が11月2、3日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で追加金融緩和に踏み切るとの見方が改めて強まり、円買い・ドル売りが広がった。市場では、「当初の米国債の買い入れ規模は2000億~4000億ドル規模になる」(米国野村証券)と、緩和の規模に関心が移っている。

 債券市場では、長期金利の指標となる10年物米国債の流通利回りが前日比0・06%低い(債券価格は上昇)年2・60%まで低下するなど、日米の金利差が縮小したことも円買いを誘った。

(2010年10月30日11時31分 読売新聞)

by momotaro-sakura | 2010-10-30 12:27