インフラ争奪風雲時代――官民で攻める日本、採算性にも目配り





投資厳選アジアに重点、18業種で計画下方修正、国内は絞り込み、自動車は大幅減額。(2010/11/28)
 企業が設備投資の厳選を進めている。アジアを中心に海外投資を積極化する一方で国内での投資内容を精査。2010年度の設備投資動向調査(修正計画)では自動車や精密などが増加幅を抑えた格好となり、全33業種のうち18業種で年度当初の投資計画を下方修正した。景気の先行きを慎重に見て、投資効率を高めようとする動きが広がっている。(1面参照)

 製造業は17業種中9業種が下方修正。トヨタ自動車は前年度比15・7%増の6700億円を投じるが、当初計画に比べ700億円減額した。海外で積極投資を進めるものの、国内を中心に投資時期を先延ばししたり投資額を抑えたりする。自動車全体では円換算の海外投資負担が縮小した影響も大きい。

 投資を前年度比9・8%増やす日立製作所も当初比では300億円を減額。発電プラント・・・ (新聞本文はまだ続きます)

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[日本経済新聞 朝刊]





インフラ争奪風雲時代――官民で攻める日本、採算性にも目配り。(2010/11/28)
新興国を中心にしたインフラ投資は熱を帯びる一方だ。

世界中のマネーが流れ込み、官民一体で受注競争が繰り広げられている。

ただ、これまでの受注重視の流れに変化の兆しも見られる。

現場では何が起きているのか。世界のインフラ需要の最前線を探った。

ベトナム 官民で原発受注、新幹線にも期待

オールジャパンの営業奏功

 「この話はトップシークレット。10月31日の日越首脳会談で正式決定するから、それまで絶対に漏らすなよ」。10月末、ハノイを訪れた日本の重工メーカー首脳は、現地の日本人幹部にベトナム原子力発電所建設プロジェクトの受注内定を伝えた。総額1兆円規模の数年越しの交渉が決着したとあって、関係者の表情は晴れやかだった。

 新興国で初めてとなるベトナムでの原発受注は、官民一体の「オール・・・ (新聞本文はまだ続きます)

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[日経ヴェリタス]

インフラ争奪風雲時代――チームジャパン、世界に競り勝つ戦術は、技術誇る日本企業。(2010/11/28)
原発・鉄道・水に強み ライバルは仏独中韓

 少子高齢化とそれに伴う人口減少で国内市場の成長が見込み薄となるなか、社会インフラを手掛ける日本企業はそろって海外に目を向けている。原子力発電や鉄道、水処理などいわゆる「地味な国内銘柄」と目されてきた企業群だが、その技術力は世界レベル。旺盛な需要を取り込もうと、各社とも海外展開を急いでいる。

日立、原発38基目標

 政府の後押しもあり、特に注目を集めているのが原発だ。代表選手として東芝、日立製作所、三菱重工業の3社が挙げられる。

 米ウエスチングハウス(WH)を買収した東芝は、加圧水型軽水炉(PWR)と沸騰水型軽水炉(BWR)という2タイプの軽水炉を手掛けるのが強み。米ゼネラル・エレクトリック(GE)と事業を実質統合した日立は、ウィーンなど世・・・ (新聞本文はまだ続きます)
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[日経ヴェリタス]
by momotaro-sakura | 2010-12-01 15:31