「世界で1番」の企業をたくさんつくれ(社説)

「世界で1番」の企業をたくさんつくれ(社説)
 日本の産業再編が進まない。今年は国内企業同士のM&A(合併・買収)が金額で半減したもようだ。

 パナソニックが三洋電機を完全子会社にし、日立製作所やNECを母体とする半導体メーカーも合併するといった進展はあった。だがキリンホールディングスとサントリーホールディングスの経営統合が流れたのを筆頭に、百貨店、自動車などで合併や資本提携の破談が相次いだ。

 背景には、経営者の危機意識が後退したことがある。低金利のおかげで収益力が低くても事業を続けられるうえ、株主から経営者への圧力も強いとはいえない。危機がひとまず収まり、新興国需要などに支えられ業績も回復基調だ。M&Aはふつう人員削減を伴うだけに、経営者は社内外の反対をおしてまで再編を進めようとはしなくなっている。

 だが国内の事業再編は避け・・・ (新聞本文はまだ続きます)

(記事は本文の一部を掲載しています。)
[日本経済新聞 朝刊]
by momotaro-sakura | 2011-01-04 14:41