【太陽電池】ソーラーフロンティア、国富工場(宮崎第3工場)で竣工式を開催

【太陽電池】ソーラーフロンティア、国富工場(宮崎第3工場)で竣工式を開催。年産1GW の生産体制へむけ、世界最大級の国富工場が本格稼働

 ソーラーフロンティア(株)(社長:亀田繁明、本社:東京都港区台場2-3-2)は、4日20日、生産能力1GW級で世界最大のCIS薄膜太陽電池工場となる国富工場(宮崎第3工場)において竣工式を執り行った。同式には経済産業省、宮崎県、宮崎市、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)、(株)日本政策投資銀行、などからの来賓、ソーラーフロンティアおよび親会社である昭和シェル石油(株)の役員に加え、世界各国のメディアも参加した。
 竣工にあたり、昭和シェル石油の香籐繁常代表取締役会長は「世界最大級の太陽電池工場を竣工できたことを大変嬉しく思います。我々の国富工場の完成は、次世代型と言われるCIS薄膜太陽電池技術が、日本から世界に羽ばたく証になります。このことが、先月発生した東日本大震災からの復興のステージにある日本にとって、少しでも前向きで明るい話題となれば光栄に思います」とコメントを寄せている。
 NEDOの和坂貞夫理事は、「NEDOが昭和シェルグループに委託して開発してきたCIS薄膜太陽電池技術が、世界最大級の工場の竣工という形に昇華したことを誇りに思います。ソーラーフロンティアには、世界の太陽電池産業を牽引する会社になって欲しいと思っています」と祝辞を述べた。
 また、日本政策投資銀行の長尾尚人常務執行役員も、「太陽光発電は、日本国内のみならず世界的にも今後一層必要性が高まり、低炭素社会実現に向け不可欠な取組だと思いますので、こうした流れを後押しする国富工場の完成を大変嬉しく思います。弊行としてはこうした取組を今後ともご支援申し上げる所存です。」との祝辞を述べた。
 これらを受け、ソーラーフロンティアの亀田繁明代表取締役社長は、「この新たな国富工場の竣工により、我が社は高い競争力を有する太陽電池メーカーとなるとともに、日本発の技術で積極的に外需の獲得にも動く計画です。世界の太陽電市場を、我々の経済的で環境に優しいCIS薄膜太陽電池で牽引できるよう、努力を続けてまいります」と竣工式において抱負を述べた。
 国富工場(宮崎第3工場)は、世界最大規模の生産能力で設計されている。2011年2月より一部生産ラインによる商業生産を開始しており、従前の工場に比較して生産装置の大型化、生産工程の自動化を推進するとともに、厚木リサーチセンターにおける研究成果を投入することで、より生産効率が高いCIS薄膜太陽電池の生産が可能った。同工場は、2011年夏にはフル生産体制を整える予定となっており、ソーラーフロンティアは、既に稼働している宮崎第1工場と宮崎第2工場を合わせ、約1GW/年の生産能力を有する見込み。

by momotaro-sakura | 2011-04-21 14:58