GE会長「いまは福島原発の収束見守る段階」

日経ニュース
 【ソルトレークシティー=小川義也】米ゼネラル・エレクトリック(GE)のジェフ・イメルト会長兼最高経営責任者(CEO)は27日、福島第1原子力発電所の事故が同社の原子力事業に与える影響について、「判断するのは時期尚早だ。いまは福島の事故がどう収束するかを見守っている段階。顧客が何を望むかにも耳を傾けなければならない」と述べた。ソルトレークシティーで開催された年次株主総会の会場で記者団の質問に答えた。

 事故後、欧米では原発の新設計画を見直す動きが相次ぐ。イメルト会長は「我々は長年、原子力事業ビジネスに関わっており、引き続きこのビジネスにとどまる計画だ」と明言。一部に出ている同事業の縮小や撤退観測を否定した。

 GEは1955年に原子力事業に参入。2007年に日立製作所と同事業を統合した。福島第1原発の1号機はGEが、2号機と6号機はGEと東芝が共同で建設している。10年のGEの原子力事業の売上高は約10億ドルで、GEの売上高全体(1502億ドル)に占める比率は1%弱。

by momotaro-sakura | 2011-04-28 15:29