ドイツ:原発、22年までに全廃 連立与党が目標合意

ドイツ:原発、22年までに全廃 連立与党が目標合意
 【ベルリン篠田航一】ドイツのメルケル首相率いる与党・キリスト教民主同盟、姉妹政党のキリスト教社会同盟、連立パートナーの自由民主党の与党3党は30日未明、国内の原発の全廃時期について協議し、「遅くとも2022年まで」を目標とすることで合意した。DPA通信が伝えた。大半は21年までに止めるが、原子力に代わる太陽光や風力などのエネルギー源の普及が間に合わないケースも想定し、1年程度の延長もあり得る選択肢を残した。

 ドイツは現在、電力供給量の約24%を原子力に頼っている。今回の与党協議を踏まえ、政府は6月6日に原発全廃の時期などを盛り込んだ新政策を閣議決定する方針だ。

 ドイツ国内には17基の原発があるが、3月の福島第1原発の事故後、政府は80年以前から稼働している老朽化した7基を安全点検のため暫定的に停止。

 27日にはレトゲン環境相と各州政府の環境相が、この7基について早期に廃止することで合意した。

毎日新聞 2011年5月30日 東京夕刊
by momotaro-sakura | 2011-05-30 18:04