<菅首相>補正編成7月末に前倒し 成立まで続投意向

<菅首相>補正編成7月末に前倒し 成立まで続投意向
2011年6月6日 12時43分 (2011年6月6日 13時14分 更新) 毎日JP
菅直人首相
 菅直人首相が民主党の斎藤勁国対委員長代理らと5日に会談した際、東日本大震災の復旧・復興のための11年度2次補正予算案の編成を、当初想定していた8月から7月末に前倒しした上で、成立まで続投する意向を示していたことが6日明らかになった。民主、自民両党内では首相の退陣を前提に大連立に向けた機運が高まっているが、自民党が早期退陣を求めるなど退陣時期にはズレがあり、今後駆け引きが激化しそうだ。

 首相は会談で、2次補正の編成を前に改めて被災地を視察したいとも表明。その上で、在任中に2次補正と11年度予算の執行に必要な特例公債法案、子ども手当法案の成立を目指す考えを強調した。

 民主党は6日午前、岡田克也幹事長や安住淳国対委員長らが会合を開き、2次補正などの取り扱いなど今後の国会対応について協議した。午後には役員会を開き、大連立についても協議する。

 枝野幸男官房長官は記者会見で「東日本大震災や福島第1原発事故にスピード感を持った対応を進めるために、国会で幅広くご協力いただける体制が望ましい。具体的なことは党で対応してもらえると思う」と述べ、前向きな考えを示した。退陣時期については「震災対応に一定のメドをできるだけ早くつけるべく全力を挙げる。一定のメドは常識の範囲で幅はあるかもしれないが、ほぼ常識の範囲で皆さん共有できると思う」と語った。

 民主党の09年衆院選マニフェストの見直しを野党が協力の条件としていることについて、枝野氏は「マニフェストを約束した時点で想定しなかった大きな事態の変化に対し、硬直的であることを国民は期待していない」と語り、柔軟に対応すべきだとした。
【横田愛、影山哲也】
by momotaro-sakura | 2011-06-06 16:07