筑波大病院、最先端診断装置を導入 がん治療へ新施設

2011年6月11日(土)
筑波大病院、最先端診断装置を導入 がん治療へ新施設
豊智会と協力


筑波大付属病院(つくば市)は、医療法人社団豊智会(東京都、茅野文利理事長)と協力し、同病院隣接地に最先端のがん診断装置を導入した「つくば次世代分子イメージングセンター(仮称)」を開設する。専門的ながん診療と治療の研究・開発を行い、がんの罹患(りかん)率を下げるのが目的で、2012年9月の事業開始を予定している。

同センターは、画像診断を専門とする豊智会に大学所有地を貸与して同会が整備・運営を行い、両者が連携して新たな診断法の開発や創薬研究をする。建物は鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積は1440平方メートル。

センターには全身のがんを一度に調べられる陽電子断層撮影装置(PET)とCTを同時撮影できるPET-CTを導入する。PET検査は特殊な検査薬を注射してがん細胞に目印をつけてがんを発見するのが特徴で、CTとの同時撮影によってより見やすく精度の高い検査が行える利点がある。

同病院によると、県内の医療機関でPET-CTがあるのは日立製作所日立総合病院(日立市)と県立中央病院(笠間市)のみ。10日は事業契約書の調印式が同大で行われ、五十嵐徹也院長は「県南地域はPET検査の空白地帯だった。単なる病院機能の拡大ではなく、地域住民の健康管理に役立てていきたい」と語った。


茨城新聞
by momotaro-sakura | 2011-06-11 12:13 | 健康管理/先端医療