株、信用買い残が5週ぶり減少・10日時点 東電の信用残が急増

株、信用買い残が5週ぶり減少・10日時点 東電の信用残が急増
公開日時2011/6/14 17:13

 東京証券取引所が14日発表した10日申し込み時点の信用取引の買い残高(東京・大阪・名古屋3市場、制度信用と一般信用の合計)は5週ぶりに減少した。買い残高は1兆6636億円と3日申し込み時点と比べ106億円減った。一方で信用売り残は5週ぶりに増加し、前の週に比べ136億円増の6167億円だった。

 この週の日経平均株価は世界経済の先行き懸念を背景に、リスク性資産を回避する動きが強まったことで9400円台でもみ合った。このため買い残の減少・売り残の増加という構図になりやすかった。

 個別では東電の信用取引が急増した。買い残高と売り残高の急増ランキングでともに1位。菅直人首相が退陣の意向を表明してから政治情勢は混迷の度を深めた。福島第1原子力発電所の事故にかかわる賠償問題でも、政府による支援策の実現に不透明感が高まり、東電株は上場来安値となる148円まで下落。その後も乱高下が続き、信用残の増加は思惑の交錯を材料にした短期売買が中心だったことを裏付ける格好となった。〔
日経QUICKニュース〕
by momotaro-sakura | 2011-06-14 18:12