全銀協会長、東電の法的整理「考えられない」

日経ニュース

全銀協会長、東電の法的整理「考えられない」
公開日時2011/6/16 16:57
 全国銀行協会の奥正之会長(三井住友フィナンシャルグループ会長)は16日の定例記者会見で、東京電力の法的整理を巡る議論があることについて「法的整理は考えられない」との見方を示した。「法的整理をした場合には、債権の順番から(福島第1原子力発電所の周辺住民など)被害者への賠償ができるのかという問題がある」と述べた。

 東電への協力を巡っては「債権放棄は当然無いが、(海外資産の売却など)それ以外では協力できることはしていく」と述べた。追加融資に関しては「賠償スキームができ国の関与がはっきりしたうえで、東電の財務状況や業務の先行きなどをみてから決める」との見解を示した。また、電力事業のあり方については「発送電の分離は現時点で議論すべきことではない」と述べ、「電力問題が全国に広がる中で、エネルギーの確保が当面の大命題だ」との考えを示した。〔
日経QUICKニュース〕
by momotaro-sakura | 2011-06-16 17:35