<菅首相>自民議員を政務官に検討…浜田和幸氏、離党の意向

<菅首相>自民議員を政務官に検討…浜田和幸氏、離党の意向
毎日新聞 6月27日(月)2時34分配信

 菅直人首相は26日、東日本大震災の復興担当相新設に伴う政務三役人事で、自民党の浜田和幸参院議員(鳥取選挙区)を新たに政務官に起用する方向で検討に入った。複数の政府・与党幹部が明らかにした。首相は27日にも、復興担当相に松本龍環境相兼防災担当相を任命するなどの人事を決める方針。浜田氏はすでに与党幹部に対し、自民党を離党する意向を伝えている。

 浜田氏は58歳。10年参院選鳥取選挙区で、自民党公認として初当選した。国際政治学者で、青山学院大講師や米戦略国際問題研究所主任研究員などを歴任。

 与党幹部によると、浜田氏は「自民党は大連立もやらないし、新たに設けられる復興対策本部にも参加しない。このまま自民党にいても、震災復興に協力できない」と述べ、自民党の党運営を批判しているという。

 与党は参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」解消をにらみ、自民党参院議員に離党を働きかけてきた。一方で、赤字国債発行に必要な特例公債法案の成立に向け、自民、公明両党と与野党協力を進めてきただけに、今回の自民党参院議員の引き抜きにより、今後の与野党協議に悪影響が出るのは必至だ。

 自民党幹部は26日夜、参院の野党議員取り込みを図る政府・与党側の動きについて「民主党との信義も何もあったものではない。徹底抗戦しかなくなる」と不快感を示した。

by momotaro-sakura | 2011-06-27 08:22