<復興相辞任>後任に平野氏が正式就任

<復興相辞任>後任に平野氏が正式就任
2011年7月5日 21時48分 (2011年7月6日 02時17分 更新)
 菅直人首相は5日、被災地での放言で引責辞任した松本龍復興・防災担当相の後任に、復興担当の平野達男副内閣相(57)=参院岩手選挙区=を昇格させた。平野氏は同日夜に皇居での認証式を経て正式に就任した。防災担当相も兼務する。新設した復興相という目玉人事でのつまずきだけに、野党は首相の任命責任を厳しく追及する構え。民主党執行部からも「醜態だ。新しい人にバトンタッチする環境を整えたい」(安住淳国対委員長)と早期退陣要求が強まっており、首相は四面楚歌(そか)に陥った。

 平野氏は認証式後の記者会見で「私自身が岩手出身で、復興には特別の思いを持って臨む。一日も早く本格的に動いたと実感が得られるような状況を作りたい」と意欲を語った。前任者の松本氏については「被災者への思いが非常に強かったことは周りにいた人はみんな知っている。松本氏の思いを私も共有したいと思っている」と擁護した。

 元農水官僚の平野氏は、昨年9月に国家戦略などを担当する副内閣相に就任。震災後は政府の被災地支援対策の中枢を担ってきた。平野氏の後任の副内閣相(復興担当)には民主党の山口壮政調筆頭副会長が起用され、平野氏とともに認証式に出席した。

 枝野幸男官房長官は記者会見で「継続性と見識能力の点で適切」と平野氏を評価。松本氏の発言を巡る混乱については「被災者の心情を傷つけたという松本氏の思いを政府も持っている。批判は厳しく受け止めながら目の前の責任を果たしていかないといけない」と釈明した。
毎日jp
by momotaro-sakura | 2011-07-06 08:21