なでしこ、五輪金へ8・21“オールスター返上”で強化試合!

なでしこ、五輪金へ8・21“オールスター返上”で強化試合!

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会見後のフォトセッションで報道陣から「監督!おやじギャグをお願いします!」の声に、困惑する佐々木監督(左)と、突っ込む沢(前列左から2人目)らなでしこイレブン なでしこジャパンの五輪ロードに追い風が吹いた。8月21日に予定されていた、なでしこリーグのオールスター戦(東京・西が丘)が代表の親善試合に変更される可能性が高いことが19日、分かった。9月から始まる五輪アジア最終予選(中国)の強化のために、同リーグの田口禎則専務理事(45)が“オールスター返上”を容認。代表戦に関しては多くのテレビ局が放送に意欲を見せており「入場料収入&放映権料」で数千万円単位の活動費が得られる。代表選手は19日、成田空港着の航空機で帰国した。

 W杯優勝の余韻さめやらぬ中、なでしこジャパンに新たな強化プランが浮上した。田口専務理事は「オールスターはスケジュール調整してきたが、なくしてもいい。女子サッカー発展のためにはW杯だけじゃなく五輪も大事。壮行試合やセレモニーをやれないかと、協会に(案を)投げています」と明言。8月21日のオールスターが、急きょ代表戦に変更される可能性が出てきた。

 8月下旬からは国内で五輪予選に向けた代表合宿がスタート。W杯&五輪連続Vという史上初の快挙達成に向け、リーグが代表に全面協力する姿勢を見せた。「五輪予選のために早めに代表招集をしたければ協力する」と田口理事。リーグ戦は24日に再開し8月14日で中断する。選手の招集には何の問題もない。

 親善試合の開催は、代表強化と経済効果というダブルの魅力を持つ。日テレ関係者は「当然(放送する)興味はあります。注目度が高くなって状況も変わりましたから」と代表戦の放映権獲得に意欲を見せた。TBS関係者も「争奪戦になるかもしれません」と話した。

 男子のA代表の放映権料は1試合あたり約1億5000万~2億円。これまで女子は“タダ同然”だったが、今回のフィーバーを考えると数千万円の放映権料が入る可能性もある。現在はオールスター用に西が丘サッカー場(収容7258人)を確保しているが、2~3万人規模のスタジアムに変更すれば、さらに数千万円の利益が見込まれる。海外遠征はすべてエコノミークラスを使用するなど、決して潤沢とは言えない活動資金を一気に増やすことができる。

 日本協会関係者によると、すでにスウェーデン、フランス、ブラジルなどW杯で上位に進出した国から親善試合のオファーが殺到しているという。11月の国際Aマッチデーにも国内で親善試合を行うことが内定した。FW安藤梢は「99年W杯の時には一人も迎えてくれる人がいなくて、テレビ放送もなかった。みんなの成果だと思います」と日本中から集まる大きな注目を喜んだ。超満員が予想される“凱旋試合”が実現すれば、さらなるステップアップへ向けた絶好の機会となる。

スポーツ報知
by momotaro-sakura | 2011-07-20 11:28 | ブログ