中国高速鉄道事故 日本メーカー「支援要請あれば対応」

中国高速鉄道事故 日本メーカー「支援要請あれば対応」
2011.7.25 06:53産経ニュース
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高速鉄道事故から一夜明け、多数の救助隊員らが活動する現場=24日、中国浙江省温州市(AP=共同)
 中国浙江省温州市で23日夜に起きた、高速鉄道の事故を受け、これまで中国側に技術供与をしてきた国内鉄道関連メーカーにも波紋が広がっている。事故から一夜明けた24日、国内各社は、現地支社などを通じて情報収集を進めるなどの対応に追われた。

 「中国当局の検証結果を待ち、技術的な支援要請には真摯(しんし)に対応したい」。国内鉄道車両大手の担当者はこう語った。

 中国の高速鉄道計画をめぐっては、シーメンス(独)、ボンバルディア(カナダ)など海外メーカーに加え、日本勢も川崎重工業を取りまとめ役に、日立製作所、三菱電機などが車両、部品面での技術供与を重ねて中国の鉄道国産化を支援してきた。

 追突したCRH2型は東北新幹線「はやて」がベースで、川重の技術を基に中国の国有企業「中国南車」が主に製造。120編成、960両を既に中国鉄道局に納入した。

 国内には支援に前向きな声が多いが、中には「対応は中国の出方次第」と慎重な意見もある。

 中国鉄道省は日独などの技術供与を無視し、「自主開発」として米国などで国際特許手続きを進めている最中だ。事故の検証次第では、特許紛争を複雑化させる恐れもあり、各社とも推移を慎重に見守っている

by momotaro-sakura | 2011-07-25 07:22