東証寄り付き、続落 1カ月ぶり9700円下回る 米景気懸念と円高止まりで

日経ニュース

東証寄り付き、続落 1カ月ぶり9700円下回る 米景気懸念と円高止まりで

公開日時2011/8/3 9:29

 3日寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落して始まり、前日と比べて170円程度安い9600円台後半で推移している。取引時間中に9700円を割り込むのは6月28日以来約1カ月ぶり。前日の米株式相場が個人消費や景気の先行き不透明感から大幅安となったことが嫌気され、東京市場でも幅広い銘柄に売りが先行した。米景気への懸念や外国為替市場で円相場が1ドル=77円台前半、1ユーロ=109円台と高止まりしていることが重荷となり、輸出関連株を中心に売られている。東証1部の9割強の銘柄が下落する全面安。

 米国債が格下げされるとの懸念は払拭されておらず、投資家のリスク回避姿勢が続いている。米国の連邦債務の上限引き上げ法が2日に成立し、米国債の債務不履行(デフォルト)という最悪の事態は避けられたが、一段の財政健全化策などがなければ米国債が格下げされるとの警戒感が根強い。

 東証株価指数(TOPIX)も続落して始まった。

 TDKや東エレクが年初来安値を更新。前日に2012年3月期の業績見通しを上方修正したトヨタは下げた。4~6月期決算を発表したルネサスも大幅安。キヤノンやホンダ、ソニーも安い。一方、7月の「ユニクロ」の国内既存店売上高が11%増だったファストリは小幅高。バンナムHD、JR東海も上げた。

〔日経QUICKニュース〕
by momotaro-sakura | 2011-08-03 09:36