2011年 08月 16日
鹿島神宮Part2
木更津の保存会が県外植樹
2009年02月16日11時19分
くわ入れする水越木更津市長(左)と内田鹿嶋市長=茨城県の鹿島神宮
木更津市矢那地区で守り育てられてきた「鎌足桜」の保存に取り組む同市鎌足桜保存会(会長・服部善郎副市長)が、鹿島神宮(茨城県)に鎌足桜の成木一本を奉納した。
鎌足桜は、大化の改新を成し遂げた藤原鎌足が同市矢那の高蔵寺を訪れた際、サクラのつえを土に差したところ、そのまま根付いたという伝承に由来。薄いピンク色の花が幾重にも咲き、めしべの中から二度目の花が咲く珍しいサクラだ。
同会は二〇〇七年、鎌足桜が同市の文化財に指定されたのを受け、保存や普及活動を目的に設立。対外的なPRの一環として県外への植樹も行っており、今回の植樹は鎌足にゆかりの地としては昨年の浄妙寺(神奈川県)に続き二カ所目となる。
同神宮は鎌足の出生にまつわる伝承が残っている。植樹式には同神宮と鹿嶋、木更津両市の関係者約六十人が出席。水越勇雄木更津市長と内田俊郎鹿嶋市長がくわ入れし、鹿園前の広場に高さ四・五メートルの成木を植えた。
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奥宮
御手洗口の鳥居も崩落して無くなっていました。