民主代表選:党内権力抗争に終始…有権者100人アンケで

民主代表選:党内権力抗争に終始…有権者100人アンケで



 民主党代表選の告示に合わせ、毎日新聞は全国100人の有権者を対象に、アンケートを実施した。小沢一郎元代表の党員資格停止処分を巡り、脱小沢路線が論議になっていることについてどう思うか聞いたところ「脱小沢」を明確に求める声は3割程度いた。またこうした論議を「党内の権力抗争に終始している」など否定的に見る有権者も目立った。【まとめ・青島顕】

 脱小沢路線に関しては「古い体質を変えるためにもいいこと」(福岡市の67歳女性)、「小沢さんの動向ですべてが決まるのはおかしい」(奈良市の55歳男性)と小沢元代表に批判的な意見が出された。こうした論議そのものに関し「国民のことを考えない権力闘争は無意味。ほかに議論すべきことがある」(北海道函館市の53歳男性)、「震災復興や社会保障、経済危機への対応を議論すべきだ」(松山市の39歳女性)と現状への危機感を訴える人がいた。

 ほかに「今は原発事故をどう収束させるべきか議論すべきだ」(宮城県女川町の59歳男性)や「出馬する人が小沢さんを訪ねるのはしらける」(京都市の29歳女性)との声もあった。

 アンケートでは、立候補した5人のうち誰が代表にふさわしいか聞いたが、前原誠司前外相の名をあげた人がほぼ半数で、次いで立候補した中に代表に「ふさわしい人はいない」との回答が3割だった。そのうち3分の1程度が名前を挙げるとすれば小沢元代表と回答。脱小沢路線に肯定的な声の一方、「強いリーダーシップと力が必要」(甲府市の67歳男性)と小沢元代表を評価する声もあった。

 前原前外相を評価する声では「若さ、変革への期待」を挙げる人が多かった。

 ほかの4人の名を挙げた有権者について支持する理由では、海江田万里経済産業相が「震災後の対応を早く進めることに期待」、馬淵澄夫前国土交通相が「変革や若さ」、鹿野道彦農相は「経験」、野田佳彦財務相は「堅実さ」に期待する意見が出された。

毎日新聞 2011年8月28日 9時16分(最終更新 8月28日 9時37分)
by momotaro-sakura | 2011-08-28 12:28