2011年 08月 28日
三蔵法師
国内での仏教研究に限界を感じていた三蔵法師は「仏法真理を極めるためには原典を研究するしかない」と思い立ち西暦629年、国禁を破って西域へ求法の旅に出る。今から約1400年前のことだ。旅は17年もの歳月を要し旅した距離は30,000キロを越えていた。地球一周が約40,000キロであるから、その数字がどれほどのものか想像に難くない。そんな覇業を一人の人物の力で成し遂げることができるものなのか。
三蔵法師の旅した道。当時は百二十八ヵ国が群雄割拠する混沌とした地域であった。シルクロード貿易を企む唐王朝にとって西域は封印された知られざる世界、誰もが恐れる秘境中の秘境だったのだ。
二十一世紀の今も尚、人が容易に足を踏み入れることが出来ない秘境。そんな場所に三蔵法師は命を懸けたのである。それほどまでして得ようとしたもの、求めようとしたもの、目指そうとしたものは一体何だったのか。1400年の時を経て私たちに投げかけられたその問いの答えは、数々の謎を解かなければ明らかにはならない。
テレビドガンチより抜粋
「この世は空しいモンだ、痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ。この世は変わり行くモンだ。苦を楽に変える事だって出来る」
「揺らぐ心にこだわっちゃダメさ。それが『無』ってやつさ。生きてりゃ色々あるさ。辛いモノを見ないようにするのは難しい。でも、そんなもんその場に置いていけよ」
「般若心経」は600巻に及ぶ「大般若波羅蜜多経」の教えを、わずか300字ほどに要約した経典だ。現在よく知られるのは玄奘三蔵がサンスクリット語から漢訳したとされるもの
超スゲェ「般若心経」知りたくないか ネットで反響、若者言葉の現代語訳
2011年8月28日 10時30分 JCASTニュースより