野田新首相指名へ=政調会長は専任-党役員人事、午後に着手

野田新首相指名へ=政調会長は専任-党役員人事、午後に着手

 民主党の野田佳彦代表(54)は30日午後、衆参両院本会議での首相指名選挙を経て、第95代、62人目の首相に選出される。野田氏は幹事長など党役員と閣僚人事の調整を続行。党執行部の布陣については同日午後にも決める考えだ。一方、政権運営の安定を目指し、組閣に先立って自民、公明両党など野党に政策協議を呼び掛ける方針。民主党幹部は、新内閣発足について9月2日が有力との見通しを示した。
 野田氏は30日午前の閣議後の記者会見で「代表選を通じて訴えたことを着実に党を挙げて実行したい」と述べ、挙党態勢に配慮する考えを重ねて強調。「党内人事はかなり頭の整理ができた。午後あたりからいろいろ着手したい」と語った。また、菅政権で党政調会長が閣僚を兼務していたことに関し「分けた方がいい」と、見直す考えを明らかにした。 
 衆院は午後1時から本会議を開き、民主、国民新両党の多数が支持する野田氏を新首相に指名。続いて参院も同1時半からの本会議で首相指名選挙を行うが、1回目の投票で過半数を獲得する候補は出ず、野田氏と自民党の谷垣禎一総裁による決選投票に持ち込まれる見込み。自民党を除く野党各党は無効扱いとなる白票で臨む方針で、与党の多数により野田氏が指名される見通しだ。 首相指名選挙に先立ち、野田氏は30日午前、国会内で国民新党の亀井静香代表と会談。両氏は次期臨時国会で郵政改革法案の成立を期すことで一致し、連立政権維持を確認した。
 党役員・閣僚人事では、菅政権中枢から排除されていた小沢一郎元代表に近い議員をどう処遇するかが焦点。幹事長には小沢氏に近い輿石東参院議員会長らが浮上する一方、「脱小沢」路線を主導した岡田克也幹事長を、内閣の要である官房長官などの要職で処遇する案も検討されている。

(2011/08/30-11:48)時事ドットコム
by momotaro-sakura | 2011-08-30 12:12