食べて応援秋の味 品川区でさんま祭り

食べて応援秋の味 品川区でさんま祭り

2011年9月5日東京新聞 朝刊

 古典落語「目黒のさんま」にちなむ目黒のさんま祭りが四日、東京都品川区のJR目黒駅東口であり、岩手県宮古市で水揚げされた約六千匹のサンマの炭火焼きが振る舞われた。同市は東日本大震災で被災し開催が危ぶまれたが、「がんばれ宮古市」をテーマに、主催する地元商店街が復興を後押しした。


 会場では、震災で実習船が壊れた県立宮古水産高校の生徒九人がサンマを焼き、実習で作った魚の缶詰を販売。二年中村裕作君(16)は「大勢の人がおいしそうに食べてくれてうれしい。宮古にも食べに来てほしい」。山本正徳宮古市長は例年通りの長い列に「ぜひとも復活せねば、という気持ち」と喜んだ。


 地元の会社員飯田隼都さん(24)は「こんなおいしいサンマは初めて。宮古に頑張ってほしい」とエール。大田区の主婦福本千鶴子さん(58)は「毎年来ているので、震災では宮古を身内のように感じて心配だった。サンマはおいしく、宮古の熱意が伝わってくる」と秋の味覚をかみしめていた。 (松村裕子)



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by momotaro-sakura | 2011-09-05 07:48