広州市、エネルギーやITの次世代都市

日経ニュース
広州市、エネルギーやITの次世代都市
公開日時2011/9/26 19:31
 【広州=桑原健】中国広東省広州市はシンガポール政府系投資会社と組み、エネルギー分野やIT(情報技術)の先進企業を誘致し、新技術を試みる次世代都市を同市内に設ける。26日までに欧州電機大手のシーメンスやABBなどが進出を決定。中国での都市インフラ事業拡大の足がかりにする。開発会社の中新広州知識城投資開発のテー・ハン・ケー総裁は同日記者会見し、「日本や韓国、米国からの誘致を拡大したい」と述べた。

 新都市「広州知識城」は広州市とシンガポール政府系投資会社テマセク・ホールディングスの子会社が合弁で開発。日本からは日立製作所が1月に再生可能エネルギーなどの開発拠点の開設を決めたほかは、現時点で進出決定はないという。欧州のシーメンスとABBはスマートグリッド(次世代送電網)などの新技術を試み、フィリップスは省エネ型の照明システムを開発する。

 2014年に住民を受け入れ始める予定。人口54万人を想定している。金融や文化産業などサービス業も誘致。広州市はシンガポールの都市開発のノウハウや先進国企業の技術力を取り込み、居住環境の改善や省エネルギー、産業の構造転換につなげたい考えだ。

by momotaro-sakura | 2011-09-28 12:45