家庭に「スマート」がくる 震災が背中押す電力新技術

日経ニュース

家庭に「スマート」がくる 震災が背中押す電力新技術
パナソニックや日立など、CEATECで展示公開

日時2011/10/5 7:00
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東芝はタブレット端末を使って家電の電力消費を最適に調整出来る仕組みを紹介した(4日、幕張メッセ)


 日立製作所は今月中にも家庭用蓄電システムを発売する。国内では家庭向けの実用化は初めてで、停電時にも一般家庭で約10時間分の電力使用をまかなえるという。同社は太陽光発電や蓄電池、家電などを連携させ、家庭内の電力供給・消費を管理する「ホーム・エネルギー・マネジメント・システム(HEMS)」技術など、エネルギー関連の展示スペースを「テレビと同じくらい確保した」(同社)という。

 このほか太陽光発電の開発成果を示すのに力を入れたシャープは、エアコンやテレビ、冷蔵庫などの電力使用量をタブレット端末やテレビで表示するシステムを年度内に商品化する予定。


東芝のブースでは、タブレット端末のAR(仮想現実)アプリを使ってエアコンに適切な温度設定を指示する技術などを紹介していた。




日産自動車の「リーフ」の電気を住宅に供給する実演も行われた(4日、幕張メッセ)
 家庭全体のエネルギーを「見える化」し、発電や蓄電も含めてエネルギー使用量を効率的にコントロールするためのシステムの展示が目立った。

 こうした流れを反映したのは電機各社にとどまらない。ハイブリッド車や電気自動車の開発競争が加速している自動車業界では、日産がクルマを「蓄電・給電装置」に見立てた仕組みを披露した。

 電気自動車「リーフ」に搭載されたリチウムイオン電池の容量は24キロワット時。「一般家庭の2日分をまかなえる」(同社)。大規模停電などで外部からの送電が停止した時に給電装置として活用できるほか、太陽電池で発電した余剰電力などを貯めておくのにも使える

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by momotaro-sakura | 2011-10-05 13:30