消費増税-賛成多数で可決


消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案は26日午後の衆院本会議で採決が行われ、与党と自民、公明両党などの賛成多数で可決される。ただ、民主党からは反対を表明している小沢一郎元代表に同調し、大量の造反者が出るのは確実で、同党分裂は避けられず、政局は重大局面を迎える。離党、新党結成を視野に入れている小沢氏の動向や同調者の規模が焦点だ。

 本会議に先立ち、衆院社会保障と税の一体改革特別委員会は26日午前、野田佳彦首相が出席して締めくくり質疑を行った。民主党内で造反の動きが拡大していることを念頭に、首相は「大きな山を前にひるんでいては無責任な政治だ。各党の理解も頂きながら、皆で力を合わせてこの山を乗り切っていきたい」と述べ、法案への協力を呼び掛けた。松本大輔氏(民主)への答弁。 

質疑終了後、関連法案は同特別委で賛成多数で可決。午後1時からの本会議に緊急上程され、本会議では各党の賛成、反対討論に続いて採決が行われる。関連8法案のうち消費増税法案など3法案は記名投票となる。

 本会議での採決で反対票を投じる意向の民主党議員は、全員が離党すれば野田政権が少数与党に転落する54人を上回るのは確実な情勢で、欠席や棄権を含めた造反者数は70人に迫る勢いだ。 


 【時事通信社】
一体改革法案とは、消費税率を平成26年4月に8%、27年10月に10%に引き上げる内容。




福田総務政務官が辞表
 民主党の福田昭夫総務政務官(衆院栃木2区)は26日午前、首相官邸で藤村修官房長官に会い、消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案に賛成できないとして、辞表を提出した。
 (2012/06/26-12:12)時事ドットコム



「うそつきと罵声浴びても」 野田首相、賛成議員を擁護
2012.6.26 11:33 産経ニュース

衆院一体改革特別委で答弁する野田首相=26日、国会・衆院第1委員室(酒巻俊介撮影)
 野田佳彦首相は26日の衆院社会保障と税の一体改革特別委員会で、消費税増税に賛成している民主党議員に関し「地元でうそつき、ペテン師と罵声を浴び『ばか扱い』もされる。それでも改革をやり遂げなければと腹をくくって賛成している」と擁護し、国民に増税への理解を求めた。

 反対議員については「地元の声や、党マニフェスト(政権公約)の総括の問題も含め、賛同をいただけないまま多様な意見が出ている」と指摘し、説得に努める考えを強調した。

 衆院採決に向けた心境は「明鏡止水の気持ちだ」と説明した。自民党の逢沢一郎氏への答弁。



消費増税法案、特別委で可決 午後に衆院通過へ2012年6月26日(火)11:46朝日新聞
 消費増税関連8法案は26日昼、衆院特別委員会で民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決された。午後の衆院本会議でも可決され、参院に送られる。消費税率を引き上げる法案の衆院通過は18年ぶり。

 26日午前の特別委の締めくくり総括質疑では、野田佳彦首相が民主党内の造反の動きをふまえ、「結論を出す時には出さなければならない。決断と実行の政治の象徴的なテーマだ。力を合わせてこの山を乗り切りたい」と強調した。

 消費増税関連法案は民自公3党で修正合意した。8法案のうち社会保障制度改革推進法案と認定こども園法改正案は3党で共同提出。当初、政府が提出した総合こども園創設法案は採決しない。

by momotaro-sakura | 2012-06-26 14:06