大津・中2自殺事件 「いじめ」加害者少年の母はPTA会長

大津・中2自殺事件 「いじめ」加害者少年の母はPTA会長

週刊朝日 7月16日(月)16時8分配信



 もはや、「いじめ」という言葉では収まらない事態になってきた。

 大津市の市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が昨年10月に自宅マンションから飛び降りて自殺した事件のことだ。

 2月に両親が市や加害生徒とその親に損害賠償を求め起こした訴訟で、加害者と名指しされた生徒は3人。今、どんな思いで過ごしているのだろうか。

 校内で目立つタイプではなく、生徒間では「陰キャラ」と呼ばれていたという3人。リーダー格とされるAは被害生徒と同じクラスで、部活は水泳部。ガッシリした体格で、身長は170センチ以上ある。事件後、県外に転校したが、当時は母がPTA会長を務めていた

 閑静な住宅街にあるAの自宅を訪ねると、母親がこう応対した。

「今の段階で、私たちは何も話せないので、申し訳ないですが、お引き取りください」

 被害生徒が自殺した直後は「うちの子こそ被害者だ」と声を荒らげていたとの情報もあったが
、とても丁寧な口調だ。とそのとき、その後ろから、少年の声が聞こえてきた。

「エエよ、もう何も話さんでエエから」

 玄関口に出てきて強い口調でそう訴えたのはA本人だった。Tシャツに短パン姿で、いら立った様子を隠そうとしない。Aが母の後ろに立つと、母は何も言わず、ドアを閉めた。

 被害生徒と同じクラスだったBの母親もPTAの役員だった。Bは自殺直後に転居し、学校も転校した。

 Cは被害生徒と違うクラスで、A、Bよりいじめへの関与は薄かったようで転校はしていない。

 家は、れんが造りの豪邸だった。家を見ると、開いた窓からC本人の姿が見えた。頭は丸刈り。メガネをかけ、携帯電話をいじっていた。

――C君だよね。

「はい、そうですけど」

 けだるそうな口調だ。

――話を開かせて。

「いや、いいです」

 一家と親しい人物に開くと、現状をこう代弁した。

「Cの母は『今回の件に貢任を感じる』と話していた。Cにはネットが見られないようにしているが、それでも事件について耳に入るらしく、動揺するときもあるらしい」
※週刊朝日 2012年7月27日号



加害者の少年達は他にもいじめをしていた/「週刊文春」報じる

2012年07月19日13時00分 live doorニュース
19日に発売された「週刊文春」(7月26日号)では、「大津 中2いじめ自殺 新聞・テレビが報じない全真相」という記事を掲載し、同級生グループによるいじめの具体的な内容を、詳細な証言とともに報じている。

同誌では、加害者の少年は、横から寄ってきて乳首を血がにじむほどつまむといういじめを繰り返していたとされ、自殺した少年とは別の同級生も、被害にあったと明かしている上、自殺した生徒の担任だった教諭は、加害者グループから乳首をつままれ、出血した生徒を見ても「ヘラヘラしてるだけで全く注意してくれなかった」という。

また、いじめていたグループの少年たちは、「弱いヤツには平気で暴力的なことするけど、もっと強いヤンチャなグループにはヘイコラしてるような連中」だったという、自殺した生徒に近い同級生の証言も掲載している。ネット掲示板には、同誌で報じられた凄惨ないじめの内容に「読んで泣いてしまった」「絶句した」など、様々な反応が寄せられている。



自殺の中2生徒、親類の店から数十万円持ち出し

2012年07月21日07時06分読売新聞
 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、男子生徒が昨年の夏休み中に自分の貯金口座から約12万円を引き出していたことが関係者への取材でわかった。

 親類の店からも現金数十万円を持ち出していたという。市教委が実施した全校アンケートでは、いじめの加害者とされる同級生らから恐喝されたとの回答があり、滋賀県警は金の使途などを慎重に調べている。

 関係者によると、男子生徒は昨年7~8月、数回にわたって貯金口座から金を下ろしていた。このうち7月下旬には一度に7万円を引き出したという。9月中旬、ふだんは持っていないキャッシュカードを手にしているところを家族に見つかり、「ゲームソフトや漫画本、卓球部で使うラケットなどを買うのに使った」と説明したという。

 親類の店は複数あり、昨年の同じ頃、男子生徒が店内から数回、現金を持ち去り、計数十万円がなくなっているのを親類らが確認している。




三原じゅん子氏、いじめ加害生徒に怒!心から謝罪し、悔悛せよ
2012.07.20


 滋賀県大津市で昨年10月、同級生からいじめを受けていた市立中学2年生が自殺した問題について、過酷極まるいじめの実態や、学校や教育委員会、警察などの信じがたい対応が続々と明らかになっている。かつて、人気学園ドラマ「3年B組金八先生」でツッパリ役の山田麗子を演じた、自民党の三原じゅん子参院議員が、金八先生の思い出も含めて語った。 

 「言うまでもなく、一番の被害者は、亡くなった男子生徒です。13歳で自ら死を選ばざるを得なかった気持ちを考えると、胸が痛む。心からご冥福をお祈りしたい。加害者の生徒は彼に対し、心から謝罪し、悔悛しなければならない」

 三原氏はまずこう語った。彼女が出演した金八先生は、区立桜中学で起こるさまざまな問題に、先生と生徒が真剣に向かい合う姿を描いて注目を集めた。三原氏は自分の中学生時代と、現在を比べて続けた。

 「私は、現在の子供たちと私たちの子供時代がそんなに違うとは思わない。違うのは大人ではないか。教師や教育委員会、自治体に、日教組的なものが蔓延して、教育をゆがめている気がします。今回の事件で、市は責任を認めたが、教育委員会と加害者の父母は謝罪していない。加害者の生徒がこうした環境で育てられたことも大変不幸です」
 未成年者は罪を犯しても、法で守られているという側面がある。

 「加害者はいま、少年法で守られるかもしれない。でも、実際の社会は温かくも甘くもない。年齢を重ねるとともに、自分の背負った十字架の重さを実感するはず。家庭や学校は、彼らがしたことを認識させ、罪についてしっかり教えなければならない。そうした作業が放棄されているのではないか。そんな環境では、他の生徒たちにもいい影響を及ぼしているとは思えない。彼らも事件の被害者といえます」

 自殺した生徒は、泣きながら電話で教師に助けを求めたが、教師は「お前が我慢したら丸く収まるんだ」と突き放したとも報道されている。

 「教師は、生徒のことを自分のことのように喜んだり、泣いてくれる人でなければならないのに、そういう話を聞くと非常に心が痛む。私が金八先生のドラマをやっているとき、『あれはドラマの中の話で、実際にはあのような教師はいない』といわれた。でも、いましたよ。(金八先生役の)武田鉄矢さんがそういう存在だった。私たちは、武田さんから『人間として忘れてはいけない大切なこと』『働くことの尊さ』など、たくさんのこと教えていただいた。これらは一生の宝物だと思っています」(
安積明子)ZAKZAKより
by momotaro-sakura | 2012-07-21 08:47