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過去の大きな手術

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早いもので8月12日で満14年になります。長期間の闘病生活もはらはらドキドキの毎日です!意外と人間の身体は丈夫に出来てるものです。油断は禁物だが…

◎1. 重症急性膵炎とはどのような病気ですか

急性膵炎とは、食物の消化に必要な消化酵素(炭水化物を分解するアミラーゼ、たんぱく質を分解するトリプシン、脂肪を分解するリパーゼなど)と血糖の調節に必要なホルモン(血糖を下げるインスリンと血糖を高くするグルカゴンなど)を分泌する膵臓に、急激に炎症が起こり激烈な腹痛がおこる病気です。本来、食べ物を溶かす働きをする消化酵素が、膵臓自身を溶かしてしまう病気ともいえます。急性膵炎の中には、膵臓が腫れるだけで容易に回復する比較的軽症のもの(浮腫性膵炎)から、膵臓や周囲に出血や壊死を起こし(壊死性膵炎)、急激に死に至る重症例まで様々あり、その程度により軽症と重症とに分類されています。このうち、重症急性膵炎とは膵臓だけではなく、肺、腎臓、肝臓、消化管などの重要臓器にも障害を起こしたり(多臓器不全)、重篤な感染症を合併する致命率の高い急性膵炎を指します。重症急性膵炎は、10%近くの方が亡くなられる重い病気で、厚生労働省の特定疾患(いわゆる「難病」)に指定されています。
2. この病気の患者さんはどのくらいいるのですか

急性膵炎の患者さんは年々増加しています。厚生労働省の研究班が行った全国調査(2007年全国調査)によりますと、2007年1年間に急性膵炎で診療を受けた患者さんは57,560人と推定されています。現在と基準が少し違いますが、重症例の割合は21.6%でした。

3. この病気はどのような人に多いのですか

急性膵炎は男性が女性の約2倍で、男性に多い病気です。幼児から高齢者まであらゆる年齢で発症し、2007年の全国調査では患者さんの平均年齢は59.3歳でした。男性は50歳台が最も多く、平均年齢は56.6歳、女性は70歳台が最も多く、平均年齢は64.6歳でした。一方、重症急性膵炎は、男性が女性の1.8倍、平均年齢は62.4歳でした。男性は70歳代、女性は80歳代が最も多く、男性の患者さんの平均年齢は58.9歳、女性は68.6歳と、男女とも急性膵炎全体の発症年齢より高齢でした。

 急性膵炎はアルコールと胆石が2大原因ですので、お酒をよく飲む人や胆石持ちの人に膵炎が起きやすくなります。

4. この病気の原因はわかっているのですか

2007年の全国調査では、急性膵炎の原因としては飲酒によるものが31.4%で最も多く、第2位が胆石によるもので 24.4%、第3位が原因を特定できないもの(特発性)で16.7%でした。男性ではアルコール性が最も多く42.7%を、女性では胆石性が最も多く35%を占めます。アルコールが急性膵炎をどのようにして起こすかは、まだよく解っていません。大酒家のうち、膵炎をおこす人は数%しかいませんので、体質など、ほかに何らかの要因があると考えられます。

5. この病気は遺伝するのですか

急性膵炎をおこしやすくする遺伝子については、まだよく解っていません。極まれですが消化酵素の遺伝子異常により発症する急性膵炎があります。たんぱく質を分解する消化酵素の一つであるトリプシンの遺伝子に異常があると、膵臓の中で活性化されたトリプシンがたんぱく分解酵素として長時間働き、急性膵炎を発症します。男性女性に関係なく、この遺伝子異常を持っている人が急性膵炎になりますが(常染色体優性遺伝)、実際には、この遺伝子異常を持っていても2割ほどの人は膵炎を起こしません。他の原因の急性膵炎と異なり、多くは20歳以下で発症します。

6. この病気ではどのような症状がおきますか

急性膵炎の最初の症状として最も多いのは、持続的で激しい上腹部痛で88.6%に認められています。しかし、腹痛の程度は個人差が大きく、腹痛の程度と膵炎の重症度とは相関しません。稀ではありますが急性膵炎でも腹痛を訴えない無痛性急性膵炎もあります。急性膵炎の最初の症状として嘔気・嘔吐(18.7%)、背部痛(11.1%)、発熱・悪寒(5.0%)、食欲不振(3.0%)などもみられています。

 多くの場合、腹痛は上腹部全体に見られます。膵臓は、胃の裏側で背中側にはりつくように存在しますので、急性膵炎の時には上腹部の痛みに加えて、背中の痛みを生じることも多くあります。痛みが強い時には、上を向いて寝ると腫大した膵臓が脊椎に圧迫されて痛みが強くなりますが、膝を抱くように体を丸くしますと膵臓が脊椎に圧迫されなくなり痛みが楽になります。

 何時間もムカムカしたり、吐いたりすることがありますが、吐いても腹痛はよくなりません。さらに、重症急性膵炎では、顔面・皮膚は蒼白となり、冷汗があり、血圧は低下(血圧80 mmHg以下)、心拍数が増加(90回/分以上)してショック状態に陥ったり、呼吸が浅く・速くなり(20回/分以上)、尿量が減少して腎不全になります。また、意識障害や黒色便(消化管出血)、黄疸が見られることもあります。膵炎で破壊された膵臓に細菌感染がおこると発熱が生じ、進行すると細菌が全身にまわり、重い感染症をおこすことがあります(敗血症)。

7. この病気にはどのような治療法がありますか

 一般的な急性膵炎の治療として、まず膵臓を安静に保つために食事や水分の摂取を禁じます。血圧と循環状態を正常に保てるように大量の点滴輸液を行い、膵臓内での消化酵素(たんぱく分解酵素)の作用を阻止するために、たんぱく分解酵素阻害薬を投与します。さらに、重症急性膵炎の場合には、感染症を予防するために抗菌薬も投与します。重症急性膵炎では、循環管理や呼吸管理などの集中治療が必要になることが少なくありません。
染症を予防するために抗菌薬も投与します。重症急性膵炎では、循環管理や呼吸管理などの集中治療が必要となることが少なくありません。

動注治療

重症の急性膵炎では、しばしば膵臓を養う血流が低下して、その部分の組織が死ぬ(壊死)ことがあります。膵臓の壊死が広い範囲に及んだ場合には、静脈から投与した薬剤が膵臓の壊死部に十分に到達しません。動注治療は、膵壊死部に高濃度のたんぱく分解酵素阻害薬と抗菌薬が到達するように、壊死部位へ流入する動脈にカテーテルを留置して、たんぱく分解酵素阻害薬と抗菌薬を持続的に投与する治療法です。
この治療は、重症急性膵炎の患者さんが適応となり、軽症の患者さんは通常対象外です。急性膵炎の早い時期には膵臓に炎症が起きていますが、3~5日以降になりますと、膵臓以外の臓器(肝臓、肺、腎臓など)に炎症が広がっていきます。このような状態になってから動注治療を開始してもあまり効果はありませんので、急性膵炎が発症してから3日以内(48時間以内が最も望ましい)の患者さんが対象となります。
なお、急性膵炎に対する動注療法は現在のところ保険が適応されません。

持続的血液濾過透析

慢性腎不全の患者さんに行われている血液透析と類似の治療法です。重症急性膵炎の場合、膵臓の炎症が全身に広がる理由の一つとして、血液中にサイトカインと呼ばれる物質が増えることが考えられています。血液浄化療法は、血液中のサイトカインを除去したり、余分な水分を濾過して腎臓の働きを助ける治療法です。
その他の治療

膵臓の壊死部に細菌感染がおこり化膿した場合には、体外から化膿部位へチューブを入れて、膿を体外へ誘導したり(ドレナージ術)、手術をして膵臓の壊死感染部分を除去することもあります。胆石が膵管の出口を塞いで膵炎が悪化したり、黄疸が進行する場合には、内視鏡で胆石が排出されやすくなるような処置を行います。

8. この病気はどういう経過をたどるのですか

急性膵炎は通常、持続的で激しい上腹部痛で発症します。急性膵炎の中には、膵臓が腫れただけで容易に回復する比較的軽症のもの(浮腫性膵炎)から、膵臓や周囲に出血や壊死を起こし(壊死性膵炎)、急激に死に至る重症例まで様々あり、その程度により軽症と重症とに分類されています。このうち、重症急性膵炎では膵臓だけではなく、肺、腎臓、肝臓、消化管などの重要臓器にも障害を起こしたり(多臓器不全)、重篤な感染症を合併することがあります。急性膵炎全体では約2%、重症急性膵炎では約8%の方が治療にも関わらず、亡くなられます。急性膵炎の長期予後は比較的良好であり、多くは発症前と同じ状態にまで回復して社会復帰することが可能とされます。しかし、膵臓が広い範囲で壊死に陥った場合には膵臓の機能が欠落し、糖尿病や消化吸収障害などの後遺症が出ることがあります。これらに対しては適切な治療(食事療法やインスリン投与、消化酵素剤の服用)により対応します。


9. この病気は日常生活でどのような注意が必要ですか

アルコールが急性膵炎のもっとも多い原因ですから、過度な飲酒を控えることが大変重要です。1日あたりの飲酒量が増えるに伴い急性膵炎のリスクが上昇することが知られています。急性膵炎の発生要因に関する研究によると、急性膵炎発症前24時間に100グラム以上のアルコール相当量を飲酒した場合には、飲酒しなかった場合に比べて膵炎のリスクは4.4倍に上昇します。同様に、膵炎発症前1か月間の飲酒量(アルコール相当量)が1日あたり50-99グラムでは3.5倍、100グラム以上では5.4倍に膵炎リスクが上昇します。

10. 医療費の補助制度がありますか

厚生労働省の難病対策事業の一つとして、特定疾患治療研究事業、すなわち医療費の公費負担制度があります。重症急性膵炎はその対象疾患の一つです。重症急性膵炎と診断されますと、患者さんまたはその家族の方が「特定疾患医療費受給者証交付申請書」と「住民票」、さらに担当医師が記載した「臨床調査個人票」を添えて患者さんが住んでおられる地域を管轄する保健所、あるいは県庁へ申請します(どちらへ申請するかは地域によって異なります)。承認されますと、原則として6か月間の医療保険の自己負担分を、国と都道府県とで折半して負担します。しかし、申請後の医療費しか公費負担の対象になりませんので重症急性膵炎と診断されたら急いで手続きを行う必要があります。また差額ベット代などの費用については対象外です。

 6か月後の更新を申請出来るのは、1) 膵膿瘍(すいのうよう、膵臓に膿がたまっている)、2)膵周囲膿瘍、3)膵液ろう(膵液の漏れ)、4)腸ろう(人工肛門など)のいずれかに該当し、更新理由が明記されている場合に限ります。消化吸収障害や糖尿病の治療目的などは更新理由に該当しません。


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結腸切除術(けっちょうせつじょじゅつ、英Colectomy)とは、大腸を切除する手術のこと
大腸の大部分を切除(亜全摘:あぜんてき)する場合、開腹手術をすると一般 的にみぞおちあたりから恥骨付近まで大きく切開しなければならない。そうなれば手術後の痛みが大きいばかりでなく腸の癒着による腸閉塞にリスクも高くなる

薬剤溶出型ステントによる冠動脈疾患の治療

新世代のステントには、血管に機械的支持を与えるだけでなく、血管が再び閉塞するのを防ぐ働きをする薬剤が塗布されているものがあります。薬剤溶出型ステントを血管に留置すると、数週間にわたって、薬剤が直接血管壁に溶出されます。
再狭窄リスクの低減

この薬剤には、ステント留置後、再狭窄を抑制する働きがあります

血栓のリスク

薬剤溶出型ステントは、血管を開存させておくのにはベアメタルステントよりも効果的ですが、別のリスクを伴うこともあります。一部の研究では、薬剤溶出型ステントを留置した場合、ベアメタルステントを留置した場合よりも、留置したステント内に血栓(血のかたまり)が形成されるリスクが高い可能性があることが示唆されています。薬剤溶出型ステントは比較的新しいため、長期的な成績はありません

血栓症はまれですが、血栓ができると命取りになる可能性があります。このため、薬剤溶出型ステントを留置した場合は、血栓予防薬(抗血小板剤)を服用する必要があります。どのくらいの期間服用するかは担当医師の指示に従ってください。
冠動脈疾患がある患者さんのすべてに、薬剤溶出型ステントが適しているわけではありません。あなたがこの治療法に適しているか否かについては、担当医師がアドバイスしてくれます



抗血小板剤(こうけっしょうばんざい、anti platelet agents)は、血小板の凝集を阻害することで、主に白色血栓を作らないようにする作用を持つ薬剤である。

抗凝固剤がフィブリンの形成を阻止して、赤色血栓を阻害するのとは異なり、動脈硬化巣での血栓形成を防止する。トロンボキサンやプロスタグランジンに関与する薬剤と、cAMP濃度とカルシウムイオン濃度が血小板凝集に関係するのでその2つを標的とする薬剤の2つに大きく分けられる。さらに、血小板凝集に関わる受容体グリコプロテインIIb/IIIaを遮断する3つめの薬が開発されている。

アラキドン酸カスケードと抗血小板薬 COX-1阻害 アスピリンに代表される。血小板には核が無く、分化して7日間の血小板寿命のあいだには新たな蛋白が合成されない。シクロオキシゲナーゼ (COX-1) にアスピリンが結合し不可逆的に酵素を失活させるので、トロンボキサンA2 (TXA2) が産生されず、血小板が凝集しない。アスピリンが少量であればタンパク質が補充される血管壁にはCOX-1は失活せず、COX-2も活性が保たれるので血管拡張作用や血小板凝集減弱作用のあるプロスタグランジンI3 (PGI3) は、血管壁から供給される。以前は保険適応を認められていなかったが、脳梗塞と虚血性心疾患に処方が認められるようになった。バファリン®(低用量81mg、鎮痛薬として用いるときは330mg)やバイアスピリン®が有名である。






バイアスピリン錠100mg[抗血小板剤]


バイアスピリン錠100mg[抗血小板剤]
血液・体液用薬
後発薬
錠剤
アスピリン(Aspirin)

薬価 1錠あたり5.6円
※この薬はジェネリック医薬品です 剤形 白色の腸溶錠    直径7.3mm 厚さ3.2mm シート記載 表/BA100,100  裏/バイアスピリン100 製薬会社 バイエル薬品株式会社 主成分(一般名) アスピリン( 処方実績の多い疾患
狭心症
痛風
関節リウマチ
急性気管支炎
脳梗塞
閉塞性動脈硬化症
腰部脊柱管狭窄症
処方実績はレセプトデータを基準としています。院長JP(医療機関従事者専用)では、詳細なデータを確認出来ます。
この薬の他剤形・容量
アスピリン「バイエル」[解熱・鎮痛・消炎]
バイアスピリン錠100mg[川崎病]
アスピリン「バイエル」[川崎病]

同じ主成分の薬
サリチゾン坐薬750
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ニチアスピリン錠100[抗血小板剤]
ニチアスピリン錠100[川崎病]
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アスピリン「ヒシヤマ」[川崎病]
アスピリン.OY[解熱・鎮痛・消炎]
バファリン81mg錠
バファリン330mg錠
ゼンアスピリン錠100[抗血小板剤]
ゼンアスピリン錠100[川崎病]
アスピリン腸溶錠100mg「トーワ」[抗血小板剤]
アスピリン腸溶錠100mg「トーワ」[川崎病]
ゼンアスピリン錠100[抗血小板剤]
ゼンアスピリン錠100[川崎病]

⇒アスピリン(Aspirin)



基本情報
薬剤師口コミ (1件)


基本情報

この薬の作用と効果について

シクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)阻害により、トロンボキサンA2の合成を阻害して血小板凝集を抑制し、血液が凝固して血管をつまらせるのを防ぎます。 通常、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞における血栓・塞栓の形成を予防します。

バイアスピリン錠100mg[抗血小板剤] 

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。胃潰瘍、十二指腸潰瘍、出血傾向・血液に異常がある、喘息またはその既往、手術や抜歯を予定している。妊娠または授乳中他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。



用法・用量(この薬の使い方)

通常、成人は1日1回1錠(主成分として100mg)を服用します。治療を受ける疾患や症状により適宜増量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。胃障害を軽減するため、主成分が胃で溶けずにゆるやかに腸から吸収される製剤です。特別な指示がないかぎり、割ったり、砕いたり、すりつぶしたりしないで、そのままかまずに飲んでください。また、空腹時の服用をさけてください。飲み忘れた場合は気がついたとき、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、つぎの通常飲む時間が近いときは飲まないで、つぎの通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

バイアスピリン錠100mg[抗血小板剤] 

生活上の注意

消化管出血を誘発または増強することがありますので、アルコール類と一緒に飲むことはさけてください。

バイアスピリン錠100mg[抗血小板剤]

副作用

主な副作用として、消化管障害、蕁麻疹、発疹、浮腫、めまい、頭痛、興奮、過呼吸、倦怠感、貧血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。 ・顔面蒼白・冷や汗、めまい、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー様症状] ・頭痛・悪心・嘔吐、コーヒー色のものを吐く、黒い便が出る [脳・消化管などの出血] ・皮膚や粘膜のただれ、水ぶくれ、発熱 [皮膚粘膜眼症状、中毒性表皮壊死症、剥脱性皮膚炎] ・息苦しさ、呼吸がゼーゼーしたり短くなる [喘息発作] ・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸] 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。




プラビックス錠75mg

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

薬価 1錠あたり275円 剤形 白色の錠剤、直径8.7mm シート記載 プラビックス錠75mg、sa75 製薬会社 サノフィ・アベンティス株式会社 主成分(一般名) クロピドグレル硫酸塩(Clopidogrel sulfate) 処方実績の多い疾患
狭心症
痛風
関節リウマチ
脳梗塞
閉塞性動脈硬化症
腰部脊柱管狭窄症

この薬の作用と効果について

血小板の活性化に基づく血小板凝集を抑制して血栓形成を抑え、血管がつまらないようにします。 通常、虚血性脳血管障害の再発の抑制と、経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される急性冠症候群、安定狭心症、陳旧性心筋梗塞に用いられます。

プラビックス錠75mg 

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している、抜歯や手術を予定している。妊娠または授乳中他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

プラビックス錠75mg 

用法・用量(この薬の使い方)

虚血性脳血管障害の再発抑制:通常、成人は1日1回クロピドグレルとして75mgを服用します。年齢・体重・症状により1日1回50mg服用となることがあります。 経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される虚血性心疾患:成人は投与開始日に1回クロピドグレルとして300mgを1日1回服用し、その後維持量として1日1回75mgを服用します。 本剤は1錠中にクロピドグレルとして75mgを含みます。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分だけを飲んでください。次の服用時間が近い場合には1回分をとばし、次からまた時間通り飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

プラビックス錠75mg 

副作用

主な副作用として、出血、黄疸、吐き気・嘔吐、食欲不振などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。 ・突然の激しい頭痛、悪心・嘔吐、顔や手足の片側麻痺 [頭蓋内出血] ・下血(黒色便、血便)、吐血、視力障害、関節痛 [胃腸出血、眼底出血、関節血腫] ・強い疲労感・倦怠感、食欲不振、白眼や皮膚が黄色くなる [肝機能障害、黄疸] ・倦怠感、食欲不振、紫斑、意識障害 [血栓性血小板減少性紫斑病] ・咽頭痛、頭痛・頭重、耳鳴り [無顆粒球症、汎血球減少症] 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

by momotaro-sakura | 2012-08-08 20:26 | 健康管理/先端医療