本気のボルト、ジャマイカ世界新V 人類初の36秒台

本気のボルト、ジャマイカ世界新V 人類初の36秒台

【第16日、陸上男子400メートルリレー 決勝】

 ウサイン・ボルトが最後まで100%本気で走る姿を、今大会初めて見た。男子400メートルリレー決勝はアンカー対決に。ボルトと米国のベイリーがほぼ同時にバトンを受けた。

 ここから個人種目以上に張り切った。100メートルの時はゴール直前で左斜め上の大画面に見入り、200メートルでは最後の10メートルは軽く流した。その男が、まるで運動会のクラス対抗リレーでアンカーを任された少年のように、ジャマイカのために必死で走った。

 最後は2メートルも差をつけられたベイリーは「ウサインはモンスターだ」。ボルトは胸を突き出すように懸命にゴールへ。36秒84。「このチームは世界新を出すために来たんだ」。ジャマイカの大男4人は、人類で初めて36秒台に突入した。
朝日新聞
by momotaro-sakura | 2012-08-12 10:18