中国での友好行事、次々と延期や中止…尖閣余波


中国での友好行事、次々と延期や中止…尖閣余波

 沖縄県・尖閣諸島の領有権問題の余波で、中国で開催予定の友好行事が延期や中止に追い込まれている。


 今年は1972年9月の日中国交正常化から40周年を迎え、記念の友好行事が多数予定されていた。

 浙江省紹興市では10月24~26日に「ジャパンウイーク」と題し、栃木県小山市、富山県南砺市、福井県あわら市、兵庫県西宮市の4市の関係者を招き、日本料理教室や工芸品の展示会を開く計画だった。

 しかし、今月下旬になって、中国側から「予定を来年の3月か4月まで延ばしてほしい」と各市に電話で連絡があった。南砺市職員が「尖閣諸島問題の影響か」と尋ねると、紹興市の担当者は日本語で「それも多分にある」と答えたという。

 青森県弘前市は昨年、友好40周年を記念した日中合作映画「明日に架ける愛」のロケの舞台となった。映画は9月7日から、中国の約700の映画館で封切られる予定だったが、日本の制作会社と中国の配給会社が協議の上、「関係緊迫化で興行収入が見込めない」として延期が決まった。

 ロケに協力した「つがる市フィルムコミッション」の川嶋大史
だいじ
会長は「映画が巻き込まれるのは残念」と話す。

 北海道岩見沢市は、9月に瀋陽市で開かれる農産物の展示販売会「瀋陽国際農業博覧会」への出展取りやめを決めた。主催者である中国側の組織委員会から、21日付で「皆様がご存じの理由で、今後のためにも博覧会への参加を中止するよう希望します」との内容の中国語の文書が郵送で届いたという。
(2012年8月31日10時04分 読売新聞)
by momotaro-sakura | 2012-08-31 10:25