安保適用は「一定状況下」 尖閣で米高官、表現微妙に変更 対中配慮か

安保適用は「一定状況下」 尖閣で米高官、表現微妙に変更 対中配慮か
2012.8.31 14:42 [米国]
 米政府高官は30日までに記者団に対し、中国が領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島について「一定の状況が重なった場合に(日米安保条約の)日本防衛(義務)が適用される」と述べた。米政府はこれまで特に条件を付けずに条約の「適用対象」と明言してきたが、表現を微妙に変更。9月4~5日に予定されるクリントン国務長官の訪中を控えて中国側に配慮したとみられる。

 安保条約5条は、日本の施政権が及んでいる地域への武力攻撃があった場合の米国の日本防衛義務について、日米両国が「平和および安全を危うくする」と認めた場合にそれぞれの憲法に従って行動するなどと発動要件を規定。高官はこれを単に説明した可能性もある。高官は「(安保が発動される)一定の状況」が実際に起きるのを避け、対話や外交を促して、武力行使などが想定される事態にならないようにすることが「米国の願いだ」と強調した。(共同)


 
by momotaro-sakura | 2012-09-01 14:11