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佑「下手くそ」自覚 2軍生活1カ月

【道スポ】佑「下手くそ」自覚 2軍生活1カ月
(08/31 09:15)北海道新聞
2軍落ちしてはや1カ月がたった斎藤(右)は、考え方にも変化が
 斎藤佑樹投手(24)が2軍落ちして、30日で1カ月がたった。

 2軍での生活を機に自分を見つめ直してきた斎藤は、自分の実力を痛感。これまでは打ち込まれても「その日の調子のせいにしていた」。だが、今は「自分が下手くそだ」と素直に感じられるようになった。

 1軍復帰を目指しては失敗し落ち込んだが、気力を振り絞った。人気者ならではのイメージも気にせず、今では「すっきりした」初々しい斎藤の姿がある。加藤2軍投手コーチは「練習に対して自覚を持って取り組んでいる。どうせ(1軍に)上がるんだったら、勝てる投手として送り出したい」と後押しする。

 1軍ではけが人が出てチームは危機的状況に。斎藤は「やんなくっちゃいけない」と使命感に燃えている。「自分はものすごく勝ち気なんです。1番取りにいきます」。どん底からなりふり構わずはい上がっていく。


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ハム斎藤佑樹二軍落ちでチーム内から「すっきりした」との声

NEWS ポストセブン 8月31日(金)7時6分配信



 今シーズンは開幕投手を務めるも、その後まったく勝てずに二軍に落とされた日ハム・斎藤佑樹が苦しんでいる。二軍戦でも6回5失点(4日)、6回3失点(11日)、5回6失点(20日)と炎上を続け、かなりの危機的状況なのだ。しかし、本人からは強気な発言が目立つという。日本ハム担当記者の話。

「二軍に落ちた後も、“(自分は)二軍にいるべきではない”とか、“二軍球場は暑くてイヤだ。一軍がいい”などといっていた。自分を奮い立たせようとしているのか、何か勘違いしているのか……」

 ある球界OBは手厳しい。

「開幕投手になったのは栗山監督が人気取りのためにゴリ押ししただけであって、実力不足は明白。オールスターで1位出場になったのも人気先行だからで、それは他の選手たちも感じているから、ベンチであんな状態だったんだろう」

 確かに斎藤はオールスターのベンチで孤立。他の一流選手は斎藤が眼中にないといわんばかりに、誰も話しかけずポツンと座る寂しい姿が見られた。これは二軍でも同じだという。

「斎藤に話しかけるのは、早大の後輩でソフトボール出身のルーキー・大嶋匠くらい。昔は取り巻きの記者やファンが多かったので目立たなかったが、今や孤立が目立つ。それに一軍は、斎藤の抹消以来、憑き物が落ちたように勝っていますからね」(前出の記者)

 日本ハムは8月に再浮上。現在も首位争いを続けている。チーム内からは、「斎藤がいなくなってスッキリした」という声も上がっているという。「持っている」男の復活はなるか。
※週刊ポスト2012年9月7日号
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佑「ヘタクソだった」2軍で挫折語る

日本ハム斎藤の腕には、1カ月間の2軍調整を物語る日焼けの痕があった  日本ハム斎藤佑樹投手(24)が30日、2軍落ちからちょうど1カ月を迎えた現在の心境を口にした。なかなか復調できない現状に「記念日ですね」と苦笑しながら本心を話した。

 斎藤 自分がヘタクソだった。昨年6勝して、今年も5勝して…。できちゃった感じでいた。今はプロで生きていくために自分がやらなくては、いけないことが分かってきた感じ。

 手厳しい自己分析だが、表情はすがすがしかった。2軍戦4試合でいずれもKO。1軍でレベルの高い打線、守備に恵まれていたことを再認識した。1軍で積み上げた白星も「自分の実力が半分、味方の守備だったり、援護も半分だった」。自分自身の力量、技量に目をそむけ「勝ち星とかも気にした」。周囲に応えることを念頭に置き過ぎ、迷走した時もあった。

 淡々と取り組む再調整の姿に、周囲から覇気のなさを指摘される時もある。だが、斎藤は「勘違いされやすいんですよ」と言う。「自分は負けず嫌いですからね。絶対に1番をとりたいという感じでやっていきます」。優勝争いの輪から外れ、存在感が薄れつつある、開幕投手を務めた2年目の今季。まだ生気がみなぎっている。【高山通史】
 [2012年8月31日10時33分 日刊スポーツコム紙面から]
by momotaro-sakura | 2012-09-02 07:36 | ブログ