毛越寺の白鹿伝説

毛越寺の白鹿伝説

毛越寺が開山されるきっかけとなった伝説がい今でも伝えられています。
それは「白鹿伝説」とされ寺伝で伝えられているのです。

850年、嘉祥3年にこの地を訪れた慈覚大師は
一面に覆われた霧によって行く手を阻まれてしまいます。

そんな時、ふと足元に視線を移すとなぜか
白鹿の毛が地面に落ちているではないですか。

それもまとまって落ちているのではなく、
点々とどこかへ続くように落ちているので不思議に思った慈覚大師は
点々と落ちている毛を辿ったところ、
その行く先には白鹿がうずくまっていたと言います。

その白鹿に近づいたところ、
これまた不思議と白鹿は霧の中へと消えていき代わりに
一人の白髪の老人がどこからともなく現れました。

そして慈覚大師にこう告げたのです。

「この地は霊地であるから堂宇を建立するなら仏法が広まるであろう」

これを聞いた慈覚大師は目の前に現われ自分にお告げをしたこの老人こそが
薬師如来の化身だと感じ取ります。

その後、嘉祥寺(かしょうじ)と名付けられる一宇の堂を建てたのです。

これが毛越寺の開山になるきっかけとなった伝説として今に伝えられています。

・HP
毛越寺
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢58
TEL:0191-46-2331


毛越寺は慈覚大師円仁が開山し、藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に多くの伽藍が造営されました。往時には堂塔40僧坊500を数え、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったといわれています。奥州藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失したが、現在大泉が池を中心とする浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存されており、国の特別史跡・特別名勝の二重の指定を受けています。
平成元年、平安様式の新本堂が建立されました。

by momotaro-sakura | 2012-09-07 13:32 | ブログ