ブルーノート東京・大西順子トリオ


これからも、いつまでも、
音楽を愛する大人たちの思いに応えて。


1988年11月、東京・南青山。
N.Y.の“Blue Note”を本店に持つジャズ・クラブとして、ブルーノート東京はオープン。以来、様々な話題で東京のそして日本の音楽シーンを彩ってきました。

ジャズをはじめとする多様な音楽ジャンルのトップ・アーティストたちが、連夜繰り広げる渾身のプレイ。そのステージからは、一人ひとりの魅力や個性が薫り立ちます。そしてライヴと共に愉しめるおいしい料理とお酒。ブルーノート東京は、音楽を愛する大人たちが多忙な日々のなかで集い、くつろぎ、感動や歓びを味わえるクラブとして成長してきたのです。

これからも音楽を通し、東京の夜をさらにエキサイティングに盛り上げていきます。


ジャズの豊かな伝統を継承しながら
新たな“スイング”を生み出す大西順子がトリオで出演



昨年春、渡辺香津美とのデュオで登場。強力なピアノ・タッチ、パワーとスリルに溢れた音作りでオーディエンスを魅了した大西順子が、久々に自身のユニットで戻ってくる。'89年にN.Y.に渡り、ジャッキー・マクリーンやジョー・ヘンダーソンと共演後、'92年に帰国。初アルバム『WOW』が大ヒットし、一躍トップ・ピアニストの座を手にした。N.Y.「ヴィレッジ・ヴァンガード」での1週間公演はニューヨーク・タイムズ紙で絶賛され、スイスのモントルー・ジャズ祭にも登場。近作『バロック』もロング・セラーを続けている。今回のステージは井上陽介、クインシー・デイヴィスとのトリオ編成で、これまでの豊富な活動を反映した、集大成的なプログラムになる予定。ブルース・フィーリングとスイング感を根底に持つ、大西順子の音楽世界を心ゆくまで味わいたい。

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JUNKO ONISHI TRIO

大西順子トリオ


2012 10.27sat.-10.28sun.



[1st]Open3:45p.m. Start5:00p.m.
[2nd]Open7:00p.m. Start8:00p.m.



Junko Onishi(p)
大西順子(ピアノ)
Yosuke Inoue(b)
井上陽介(ベース)
Quincy Davis(ds)
クインシー・デイヴィス(ドラムス)







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¥8,400(税込)









皆さんこんにちは、大西順子です。

いつも応援ありがとうございます。

この場で発表させて頂くご報告があります。

私は昨年家族の不幸がありそれ以来活動を自粛してきました。この期間に自分の音楽、また今後の音楽活動の展望について深く考える時間を得る事が出来ました。

もともと、17歳でジャズという音楽に初めて触れ、それ以来ジャズの巨人達の足跡をたどり、自分なりの解釈で作品を作ったり、ライブ、コンサートという活動の場を頂き幸運にもそれをお仕事にさせて頂いてくる事が出来ました。がしかし、それらで私が発表してきたものは果たして「自分の音楽」と呼べるものだったのでしょうか?
結局既に存在するものを自分というフィルターを通して焼き直すだけだったようにも思われます。
時として、それはオリジナルを台無しにすることも多々あったんではないでしょうか。要は自分のための勉強、もっと言えば、自分の為だけに、というエゴをそのまま仕事にさせて頂くという本来ショービジネスにはあってはならないことを生業にしてきたと今痛感しています。

90年代、まだネットが十分に発達していなかった時代に私は個の声を発表する場がない中でチャンスを頂いた一人です。力足らずでのデビューだったことは否めません。それでも皆さんの応援に支えられもう一度より深くこの音楽を勉強したいと強く思い、しばらく活動をおさえ勉強に励みました。
再び全く新しい時代に再び活動を始め、以前より楽器の扱いやハーモニー、フレーズ、リズム、などをより多角的に勉強し、ある程度自分の中では達成感を得、またそれを前作「バロック」で昇華させるチャンスを頂き、その出来具合には個人的に大変満足することができました。また、先述の通り、クリエーターの作品というより、研究作品といった私の一連の作品がこれまで皆様に一定のご評価を頂いてきたことを大変光栄に思っております。一ミュージシャンとして至福の想いです。
ですがその一方、舞台上ではプロであるべきではない、ということを体感する出来事が多々ありました。
そして私には自分のための演奏は出来ても、オーディエンスを満足させるパフォーマー、クリエーターにはなれない、むしろ研究者でいたいという結論に至りました。

10月22日からスタートする国内ツアーでプロ演奏家としての活動から引退します。最後に私なりに追求してきた音楽を、皆さんと分かち合えれば幸いです。また最後を締めくくるのが私を育ててくれたライブハウスという特別な空間であることを幸せに思います。

今後はまだ未定ですが、もし私が幸運にも関わることが出来た巨人達からほんの少しですが学べたこと、今までのプロ活動から経験できたこと、そして私なりの音楽観、ピアノという楽器への向かい方、身体の使い方、アンサンブルに関して、またそれらを学ぶにあたって知っておくべき他分野の芸術、芸能、スポーツ、そういったものに興味を持つ次世代を担う音楽家の手助けになれればと思っています。

ピアニスト大西順子を応援して頂いた皆様、これまでのご支援を心より 感謝します。

ありがとうございました。



© 2012 Junko Onishi. All rights reserved.
大西順子オフィシャルサイトより
by momotaro-sakura | 2012-09-09 07:34 | ブログ